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いつまでも学び、成長し続けるために必要なたった一つの考え

新しい物事を始めたとき、出会った情報のすべてが目新しく、素晴らしいものに見える。すべてが刺激的で、輝いて、ワクワクドキドキとさせてくれる。

……だというのに、ある程度自分がその世界とかかわりが増え、知識と経験を積むにしたがって、よっぽど目新しい情報以外には「ふーん、またこの話か」なんて見向きもしなくなる。

こんな経験をしている人は多いのではないだろうか? 私には良くあったし、今でも思うことがよくある。

(あ、これ知ってる
あの人も言ってたな
結局似たようなパターンなんだよな

本を読んだり、Webでこんなことを思ったことがある人は、ぜひ最後まで読んでみてください。たぶん、ものすごい損をしていますよ。というお話。

・知っていると理解しているはぜんぜん違う
・なぜ興味を失ってしまうのか?
・情報と接するときに大切な心構え
・永遠の成長し続けるために

知っていると理解しているはぜんぜん違う

身近にあったり、接しているものほど、人は知っていると過信してしまう。
たとえば現代人の多くはスマートフォンを使っている。

だからよく知っているように思う。

でも実際には便利な機能をほとんど使いこなせていないし、仕組みもよく分かっていない。
スマートフォン一つだけなら、たいした損失はないかもしれない。

でも、人は他の沢山のことにも同じことを繰り返している。

大切な気付きも、知ってるで見逃してしまう。
誰かからの貴重なアドバイスも聞き逃してしまう。

なぜ興味を失ってしまうのか? そして何が悪いのか?

結論から言うと、これが脳の機能だからだそうです。
最近では習慣化の本がよく出ていますが、人の生活は大小様々ですが、およそ45%は習慣でできているそうです。

同じようなもの、毎日のように続くことに、私たちの脳はリソースを割こうとしません。たとえば歯を磨いていて、「うわっ、歯ブラシで歯を磨いたら、歯がキレイになったぞ!」と驚く人はいないでしょう?

慣れたことの一つ一つに反応していると、刺激過多になってしまうため、脳は経験を積むごとに、反応しなくなってしまいます。

ところが、世の中には成功しようと思うと、愚直な反復を必要とする事がほとんど。

ピアニストは単調で面倒な音階練習を続けますし、野球のバッターなら素振りを続けます。

同じ練習法に飽きたから止めた、というわけにはいきません。
1万時間の法則は有名ですが、重要なことの一つに、「単調で苦しい技能練習を、非常に高度な集中をもって行っている」という要素があります。

つまり、人が上達しようと思えば、脳の飽きる仕組みをジャックし、飽きさせないようにする必要があります。

じゃあどうすれば良いのか?

知っているという考えが、気付きを失くしてしまう

原理原則、重要なことほど、人は情報に接することになります。
そして、知っていることと分かっている、次に実行できること、さらに習慣化していることには大きな壁がありますよね。

学びの天才と言えばだれを思い浮かべるでしょうか?

答えは子ども
彼らは何も知らず、好奇心旺盛だからこそ、一から言葉をマスターしてしまいます。

小さな子どもと話すと、質問攻めにあって大変な目に遭います。

「どうして空は青いの?」
「なぜ夏は暑くて冬は寒いの?」
このような好奇心の先に学びがあるんですねえ。

情報と接するときに大切な心構え

さて、ここまで言えば、繰り返された情報に対してどのように捉え方を変えればいいか、予想がついたと思う。

「これは何度も言ってるから、超大事なんだな」と捉えることが一つ。

あともう一つ。
本を読んだり、音声を聴いたり、人からアドバイスを受ける時には

(私は何も知らない人間だ。だから素直に受け止める)
と事前に自分に話しかけると良いです。

永遠の成長し続けるために

最近学び方についての勉強をしているのだけれど、この初心になって聞く、というのはものすごく効果的だということが改めて分かりました。

世の中の天才と呼ばれている人ほど、実際は努力を重ねている。
私も常に成長し続けるために、知らないことを自覚しておきたいと心から思う。


下に紹介するのは、私が学びについて特に参考になった一冊


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