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コーヒー習慣がわたしの生活を豊かにしてくれた話。

わたし=コーヒーが好き
というイメージが定着し始めたのは、ここ最近のこと。

先輩に教えてもらった京都のコーヒー屋さんに通い始めたことで、コーヒーの奥深さを知ることになった。

苦〜いコーヒー✖️あま〜いお菓子

わたしは大の甘いもの好き。
おじいちゃんが和菓子職人ということもあって、昔から甘いものをよく食べてきた。(だから本当に太りやすい)

そんなわたしが大学の時によく食べていた組み合わせが、苦ーいコーヒー✖️甘いケーキや焼き菓子。口が甘くなった後に苦いコーヒーで締める みたいなのが定番だった。つまり、コーヒーはあくまでお口直しという感じだった。

コーヒーの概念が変わるまで

そんなこともあってカフェ巡りが好きだったわたしは、休みの日にプラプラカフェに出かけることもあった。
京都に就職が決まり、先輩とそんな話をしていたときのこと『おすすめのコーヒー屋さんがある』と紹介された。
後々知ったが京都は東京にも負けない“カフェ激戦区”でコーヒー文化が根付いていることも驚きだった。

そして勧められたお店で、なぜかわたしはこんな事態を巻き起こす。

こんにちは!チャイください。

え?!ええ?!?!
コーヒー屋さんに来てなぜチャイを頼んでいるのだ自分!?

我ながら何しに来たんだと思ったが、
無類のチャイ好きだからまあ仕方ない。
コーヒーの味は分からずじまいではあったものの、店員さんが気さくに話しかけてくれたり、コーヒーやコーヒー器具の話を丁寧に教えてくれる感じに『また来たい!』と即座に思った。

そして、次に行った際に浅煎りのコーヒーを飲んで衝撃を受けた。

酸っぱくない。なんなんだ、このフルーティーな味は。。。

紅茶のように透き通った茶色と、サラッと飲める美味しさに驚きを隠せず『美味しいです。。。』と呟いていた…

そしてこの一杯によって、わたしの
浅煎りコーヒー=酸っぱくて美味しくない
というイメージが覆された。

常連になるまでの道のり

そこからというもの、毎週のようにそのお店に通うようになった。
だんだん顔を覚えてもらって、店員さんともお互い『あ!』となることが増えた。
嬉しさと同時に、常連さんらしき人たちが店員さんと仲良く話している様子に憧れを覚えた。

そんな話を先輩にしていたら
『え、まだ名前も覚えてもらってないの?』と一喝。
カフェで自己紹介することなんてあるか?と思わず心の中で突っ込んだ。

でもまぁ確かに、他の常連さんを見ていてもみんな名前を呼ばれている。。
と言っても恥ずかしくて自己紹介できず、自分が店員さんを名前で呼んでみたり、お土産と一緒にメモを挟んで名前を書いておいたりして自然と覚えてもらった(ような気がする...)
と、そんなこんなで今になり、もう通い始めて1年ちょい。

コーヒーの知識や味の違い、美味しい淹れ方やお勧めの器具などたくさんのことを教えてもらった。

やっぱり、その道を極めたかったらその道のプロとつながっていくことが一番早いと感じた。

そして、常連さん同士のつながりも生まれて
いまや常連の会が存在するほどである。

コーヒーが繋ぐ輪。

ここのお店を見ていると、本当にコーヒーを通して新たな出会いや人と人のつながりを感じることが多い。

そして、そのつなぎ役になっているのは紛れもなく気さくで素敵な店員さんあってなんだろうなと思う。

今日はそのお店の国内3店舗目がオープン。
たくさんの胡蝶蘭とともに、素敵なスタートを迎えられていました。

コーヒーが作ってくれたたくさんの出会いと
多くの人と繋げてくれたこのお店に感謝です。

なにより、日々こんなに美味しいコーヒーが飲めるこの街が、わたしはとても好きです。

一生勉強 一生青春
今日も今日とて素敵な1日ですね。

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