4歳の可愛い、2歳の可愛い
弟、ヨシスケが2歳になった。
あまり、こういうことを書かないようにしていたのだが、いよいよ耐えられないから書こう。
可愛い。
ムチムチぷりぷりしていて、良い。
だが、可愛がるのが難しい。
4歳児ヨシタロウが猛烈に嫉妬するからだ。
いや、4歳児も可愛いのだ。
このあいだ、仮面ライダーギーツのショーを見に行ったとき、ジャマト(いわゆる「怪人」)がこういうセリフを言った。
「いま、小さいジャマトを撒き散らした。このままでは今日のお客さんは全員ジャマトに変身してしまう」と。
私はほーん、じゃあ、ぼちぼちギーツが出てくるかなと思ったが、ヨシタロウの反応は違った。
隣に座る私の椅子までその振動が伝わるほど、ガックガクに震えていた。
めちゃくちゃ信じてるのだ。
めちゃくちゃ、ジャマトになりたくないのだ。
私は彼のこういう素直なところはとても可愛いと思うし、この世の終わりみたいな顔もめちゃくちゃ可愛い、大好きである。
だが、2歳のヨシスケは異常だ。シンプルに見た目がすごいことになってきている。
「目、でかすぎない?可愛すぎ、なにあれ」
「写真撮っていいよね?さすがに」
「撮っていいやつだよね」
と知らないギャル2人組にに盗撮されたりするくらいに可愛い。私としては撮っていいわけないじゃんと思っているが、妻は真剣にこうやって拡散されてヨシスケがスターになるルートを結構真剣に夢想している。
そして、こういう局面で静かにヨシタロウは傷ついているのだ。むずい。
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