シナリオライターは芸術家ではありません
タイトルの言葉は、一時期、他の新人ライターたちにライティングの方法を教えていたときに言ったこと。
クリエイティブ職なので世間でも勘違いされがちだが、私たちシナリオライターは決して自分の思うままに表現する芸術家ではない。少なくとも私はそう考える。
そのため、「私のクリエイティブ力を存分に発揮したい」「私のセンスを世間に評価してほしい」という新人ライターがいたら、その願望に一度ひびを入れたほうがいいと思っていた。
「こんなはずではなかった」とライター業を楽しめなくなったら損だから