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おかたづけストレスよ、さようなら〜!

福井の実家で過ごした小さ子たちとの時間。可愛い子たちでとても楽しかったのですが、ストレスもありました。その中でも、一番ストレスに感じたのはお片付けでした。

このストレス。当然ながら私だけでなく家族が皆感じていたストレスです。そこで改善するべく、実行したことがあります。それは、おもちゃのミニマル化。

今日は、片付けのストレスを軽減するいくつかの方法を書いてみようと思います。

ミニマル化

昨今、断捨離が大ブームでありますが、おもちゃの断捨離もしている人も多いでしょう。

片付けのストレスを軽減するのに一番最初に実行したいのがこのおもちゃの断捨離です。

これを実行するのに鉄則があります。

子どもが見ていない時に決行しましょう。

当然といえば、当然なのですが、子どもが見ている前でおもちゃを捨てるのは効果的ではないだけでなく、見ている子どもも辛いものです。お片付けができないからと言って、腹いせやしつけを理由に子どもの目の前でおもちゃを捨てるようなことは避けてください。子どもといえど、執着心を持つもの。見ていなければ持たない執着心が、見ているとどうしても芽生えてしまうものです。

家中のおもちゃを集めて、それを半分にする作業から

子どもがいない、決行する日時が決まれば、早速、こんなおもちゃはさよならしましょう。その前に、もう1つ。大事なこと。サヨナラする前に、子どもが大切にしているおもちゃ、2つ、3つあれば、それは下のリストにあげるサヨナラするべきおもちゃであってもキープしておきましょう。

子どもが大切にしているおもちゃは神聖です。

サヨナラおもちゃリスト

*壊れているものやピースが揃っていないもの

*刺激が強すぎるもの

*年齢に相応しくないもの

*遊びのコンセプトに幅がないもの(1つや2つの遊びしかできないもの)

*明らかにほとんど触らないおもちゃ

これで、半分くらいは軽く処分できるのではないでしょうか?半分以下にできたら尚良しです。

そして、

さらに半分にします。

この半分は、箱などにとっておいて目の届かないところに保管しましょう。定期的にローテーションして、棚のおもちゃを入れ替えるということもできますね。

おもちゃが少なくなるベネフィットは片付けだけに限りません。

子どもはおもちゃが少なくなると、簡単に整理できるので、遊びに深く入り込めるようになります。


おもちゃのお家を準備しましょう

残ったおもちゃを入れておく棚を1つなり設けて、カゴなどを使っておもちゃの入れ物を決めましょう。全部ぐちゃぐちゃに1つのおもちゃ箱に入れるよりも、どの入れ物にどんなおもちゃが入るかが決まっているとお片付けしやすいものです。また遊ぶ時もぱっと見て必要なおもちゃがどこにあるのかわかれば、探す過程で散らかることもないですね。

うえの見出しにある写真を参考までに。籠をうまく利用すると取り出しやすく、片付けもしやすい。

見た目もスッキリしているので、お片付けした後の達成感も感じることができます。

片付けの時間を決めておこう

毎日の中でリズムがある生活は大事というお話を以前、ブログで書きました。

お片付けの時間も毎日のリズムの中に取り込んでいきましょう。

例えば、おやつの前に必ずお片付け。外に散歩に出る前は必ずお片付け。

ルーティンが決まっていれば、『さあ、お片付けしましょう。』と言ったら、すんなりと片付けてくれることが多いものです。

え??そんなことあるの?と驚くかもしれませんね。もちろん、絶対はないですよ。遊びに夢中になっていれば、そのあたりの融通はうまく調整する必要はありますね。でも、毎日のリズムとルーティンが決まっているというのはそれだけパワフルなんです。片付けの度に、変な脅し、強制、交渉は必要ないのです。

1つのことを集めることに集中させる

『さあ、お片付けしましょう。』と、言って、散らかっている部屋を見て、途方にくれるってことありますよね。子どもだって同じです。

そんな時、まずは1種類のおもちゃを集めることに集中させてみてはどうでしょうか?例えば、電車セットを片付ける際、電車だけ、もしくは線路だけを片付ける。すると、集中しやすいだけでなく、達成感も感じやすいですね。

模倣力

子どもが小さければ、必ず片付けは一緒にやりましょう。そうすることで模倣という一番の学びの場を提供できます。最初からうまく片付けができる子どもはいないのは皆、百も承知なのに、このステップをちゃんとしないで子どもに片付けができるようになって欲しいという期待は、ちょっと的外れなような気がします。

遊び心を取り入れる

片付けが楽しい。

これは一番の幸せなお片付け時間としてのモーティベーションになりますね。

片付けしながら遊んでいる。遊びながらお片付け。小さい子どもたちにはこういう工夫が必要だったりします。

私が使う手。

引っ越し屋さん。お片付けの時間が始まると、引越し屋さんに電話をします。(電話をするフリをします)これが合図。幼稚園にあるベンチをひっくり返して引越しのトラックにみたて、床に落ちているおもちゃを集めるという技。男の子たち、こういうの大好きだったりします。

レストラン閉店。おままごとセットのお片付けはこれで。ウエイトレスさんやウエイターさんになってもらい、次のレストラン開店までに綺麗に準備をする話を混ぜながらおままごとセットの整理整頓。

この工夫。大人のクリエイティビティが試されちょっと難易度が高いですが、毎日の日常でそれを楽しむくらいの育児は、余裕を産み出し、お片付けの時間といえど豊かな時間になりうるのではと思います。


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