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もう一年、頑張るという決意

こんばんは、森山ヒヨコです|・ω・`)❤️今日は、私がなぜ医師と写真家2つの夢を目指す事になったのかお話ししたいと思います。

私は医学部には現役合格しましたが、学生生活でつまづき二年留年しています。
一昨年どうにか卒業できたものの、国家試験は玉砕。昨年は平成最後の医師になるべく上京し再スタートを切りましたが、今度は予備校内の壮絶なトラブルに巻き込まれ、結局国家試験浪人二年目に突入しようとしています。

もともと医師を目指したのは両親の意向であり、これまでその意向に逆らったことはありませんでした。父はストレートで国公立医学部を入学卒業し医師になった人で、それゆえにことあるごとに私を小馬鹿にしてきました。頑張っても評価されないことが虚しく、だんだん勉強に身が入らなくなってしまいとうとう4年生で留年してしまいます。父からは散々罵声をあびせられ、家庭内での扱いはさらにひどくなり、すっかり落ち込んでしまいました。

そんなとき、嫌なことを忘れて心底夢中になれる”写真”というものに出会いました。
 私は両親には内緒で写真教室に通い、基礎から本格的に写真を学び、様々な場所に出かけては写真を撮りまくりました。レンズに取り付けるフィルターを自作したり、Photoshopや暗室での現像作業も勉強し、様々な写真家の展覧会をたくさん観に行きました。

『じゃあ、医師になるのやめて写真家になればいいじゃないか。』とおっしゃる人がいます。お気持ちはわかります。ただ、ここで医師の道を諦めて写真家を目指そうとは考えませんでした。
5年生の病院実習のとき、抗がん剤の治療を前にしてとても不安そうにされてる患者さんがいらっしゃいました。主治医の先生は忙しくて十分な回診時間をとることができません。勉強不足な私でしたが、何か力になりたいと思って、実習の合間をぬって病室に足を運び、ただひたすらその患者さんのお話をお聞きし話し相手になりました。
 患者さんが退院されるときに「先生がお医者さんになったら診てくださいね。楽しみにしています。」と言ってくださり、こんな私でも人から感謝されることができるんだと感激し、人より時間がかかっても患者さんの力になれる”医師”という職業を諦めないことに決めたのです。

『二兎を追うものは一兎をも得ず』と言いますが、道のりは長くとも"医師"と"写真家"という二兎をつかむべく、心を新たにこれからも精一杯精進して参りたいと思います。
 では、また(*´・ω・)(・ω・`*)❤


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