よく顔に怪我をする
私はよく怪我をする。
そそっかしいというか、うっかりというか、わりとなんてことないような場面で痛い思いをする。
例えば、引き戸を閉めるときに取っ手じゃなく戸の端っこをつかんだまま勢いよく閉め、手を挟んでしまうとか、高さや距離の目測を誤って頭をぶつけるとか。
不注意傾向があるのかもしれない。
ちゃんと調べていないからわからないけど。
子育てをするようになって、体が準備体勢に入る前に動かざるを得なくなって無理矢理動き、体がついていけなくて転んでしまうことも何回かあった。
地域の小学校の学校祭に当時3歳の長男を連れていき、正座した膝の上に長男を座らせてステージ発表を見ているときに、飽きて走り出した長男を追いかけようとしたものの足が痺れて立ち上がれず転んだ。
ヨロヨロと立ち上がって長男をつかまえたが、足首が痛くて歩くのに難儀した。
帰宅してばーちゃん(義母)に相談し、ばーちゃん行きつけの接骨院で「足首の捻挫·全治1ヶ月」と言われ、治療に通った。
次男と手を繋いで散歩中、何か興味をそそられるものを見つけて突然方向転換した次男に体がついていかずその場に転び、手や膝をついたにも関わらず顔を地面に強打し、顔は擦りむくわ鼻血は出るわ膝は腫れるわの怪我をした。
満身創痍で次男をつかまえ家に帰ったが、顔が痛くて何もやる気が出なくなった。
長男からは「ジャイアンにボコボコにされたのび太みたい」と言われた。
雨が降っているのに2階の窓から屋根に出て歩き回る次男を室内に入れようとして、濡れた屋根に足を滑らせて窓枠の上に顔から落ち、鼻を切って8針縫ったこともある。
次男が急に癇癪を起こして私に頭突きし、目の上にでっかいたんこぶと目の周りに赤紫色のアザを作ったのは去年のこと。
先日、郵便局に行き駐車場にあるくぼみに気づかず足を踏み外すような感じでバランスを崩し、派手に転んだ。
手のひらと膝に擦り傷を負ったが、それ以上に派手な傷を顔に負った。
顔の半分はアスファルトですりおろしたようになり、鼻や鼻の下にも傷ができていた。
ヒリヒリするので、傷を外気に当てないように、オロナインを塗った上からガーゼを貼り付けた。
目の周りに傷があってガーゼで覆っていたので、片目でしかものを見られなくて不便だったが、傷の手当が適切だったのか、4日ぐらいでよく見ないと傷痕が分からないぐらいに治ってきた。
もうすぐ次男の一時帰宅の日がくる。
それまでの間、怪我をしないように慎重に過ごさねば…