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フィルムの話

さて本日は私の考えるフィルムについて書きながらタイピング練習をしたいと思います。あくまで私の考えるフィルムカメラのことなので異論があればいつでも異議申し立てしてくださいな。

 私の持っているカメラは、自己紹介でも書いたがキャノンの傑作フィルムカメラNewF-1である。このカメラは私とても相性が良いとカメラの気持ちも知らずに言っている。このカメラとの出会いから少し特殊なため思い入れがあるといっても過言ではない。

 このカメラとの出会いは私の祖父の部屋だった。私の祖父は昔からカメラがとても好きであり定年後はカメラ屋さんでバイトをしていたほどである。そして、腕も写真展でたびたび入賞するほどのあった。聞くところによると祖父の兄弟が生まれ故郷の九州で写真展を営んでおりその影響を受けたことが考えられる。話を出会ったときに戻すとF-1と出会ったのは祖父の部屋でありその日は祖父が亡くなった日でもあった。私がカメラが好きだったことは両親も知っており遺品とも呼べるカメラは私に譲渡された。幸いカメラレンズともに状態は良くすぐに撮影をすることができた。そこから私のフィルムカメラ人生が始まった。当時はフィルム代をねん出するのが大変であり持っていたデジタル一眼レフとレンズ一式を売り払いフィルムに投資するほど好きであった。無論今でも多くの機会でNewF-1を使っている。

このカメラの特徴は、晴れたときに真価を問われるカメラだという印象である。晴れた状況下での写真はしっかり色がでる。発色はフィルムにもよるが富士フィルムの多くのネガフィルムを使った場合あたかもポジフィルムで撮ったような色が出てくれるのである。その中で特に色が出るのは夕日や朝日、または水である、これは個体差も関係しそうではあるが私の持っている相棒は少なくともこの三つにはとても相性が良い。下の二枚の写真を見ていただき私の持論が伝わるとうれしい。いずれもこの二枚の写真は同じフィルムを使っている。

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 ほかにも私のF-1の使い勝手の良いところがある。それは、フィルムの巻き方である。このカメラはニコン製のカメラやペンタックス製のフィルムカメラと違い右巻きなのである。これは、右巻き、左巻きどちらが良いというわけではないが私にとっては構造が簡単であり使いやすいのである。

 最後に私のお勧めするフィルムだが、それは富士フイルムのポジフィルムの業務用100である。その以前までポジフィルムを使っていたがデジタルカメラのXT-3を買ったことを契機に値段の張るポジフィルムをやめ値段が比較的安価なネガフィルムを活用している。特にこのフィルムは、発色が一番理想的な薄さで出てくれるのである。(この理想的な薄さとはスタンダードをデジタルカメラの発色と対比したとこのことをいう。)

 このようにフィルムカメラを使う機会は今でもたびたびあり今後も多くの機会で率先して活用してきたいと改めて思った。早くこのウイルスが落ち着き撮影をしたいものである。

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