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To Doリストアプリを作った話

こんにちは、アプリ開発をしている安藤ひつじです。今回は僕が個人開発しているiOSアプリ『Real TODO』のコンセプトについて書きたいと思います。

Real TODOとは

Real TODOとは、僕がiOS向けに開発しているTo Doリストアプリです。To Doリストアプリは、iOSアプリとしてもWebアプリとしても世の中にたくさん存在しているアプリです。プログラミングのチュートリアルやデモでも「To Doリストを作ってみましょう」というのはよく見かけますね。

さて、そんな基本的なアプリであるTo Doリストですが、僕が作っているReal TODOは、他のTo Doリストとは(たぶん)ちょっと違うコンセプトで開発しています。

使わなくなってしまったTo Doリスト

よくあるTo Doリストアプリは、仕事や趣味、買い物などカテゴリーに分けて管理するアプリだと思います。タブで切り替えられたり、色分けしてタスクを整理整頓することができます。僕も昔はこういうTo Doリストアプリでタスクを管理していました。しかし、だんだんタスクを振り分けるのが面倒になったり、いつまで経ってもやらないタスクが積もっていって、最終的には使わなくなってしまいました。

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タスクではなくメモだった

そこで、タスクを管理する上で大切なことは何かをもう一度考えてみました。自分のTo Doリストを眺めていると、いつまで経ってもやらないタスクは、やる必要がないタスクだと気付きました。それは、タスクではなくただのメモだったのです。「こういう機能を作る」、「コレを買う」などはメモです。いつの間にかTo Doリストがメモ帳になっていたのです。

何をいつまでにやるか

タスクとは何かを考えたとき、僕はやることに期限が設定されているものだと思います。何をいつまでにやるか、これが重要です。「明日までにプレゼン資料を作る」とか「月末までに請求書を送る」とか重要なタスクには期限が必ずあります。

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しかし、すべてのタスクにおいて、期限が明確にセットできるとは限りません。僕はそれはそれでありだと思います。「なんとなく期末までには実装する」とかフワッとした期限でも良いと思います。まぁ、この場合はメモとしての意味合いが強くなりますね。逆に言うと、重要なものほど期限が明確なはずです。「今週(金)までに卒論を提出すること」、「納期厳守」など。
そして、当たり前ですが、期限が近いものほど優先度が高くなります

- タスクとは、やることに期限が設定されているもの
- 期限が近いものほど優先度が高い
- いつまで経ってもやらないタスクは、ただのメモ

こんなTo Doリストアプリを作りました

期限が近いものほど優先度が高い、つまり、期限が近い順にタスクを並べたTo Doリストがあれば良いという結論に至りました。それは、仕事や買い物などカテゴリーごとに分ける必要はなく、唯一のタイムライン上にタスクが並んでいれば十分だと思いました。なぜなら、身体は一つしかないので、同時には一つのタスクしかできないからです。(分身の術が使えればなぁ)

また、今までのTo Doリストで失敗していた理由に、本当にやることとメモ(いつまで経ってもやらないタスク)が混在したリストになっていたのも良くなかったというのもあります。メモの中に真のタスクが埋もれてしまったり、メモをカテゴリーごとに振り分ける作業は時間の無駄だったりしました。

そこで作ったTo Doリストアプリは、真のタスクが埋もれないようにするために、タスクに期限の設定は必須とし、期限が過ぎたタスクは自動的にTo Doリストから削除するようにしました(実際は、期限切れタスクという別のリストに自動的に移動します)。ちょっと乱暴かもしれませんが、この機能のおかげで、今やること、これからやることが明確になります。

まとめると以下の特徴があります。

- タスクに期限の設定は必須とする
- 期限が近い順にタスクを並べる(タイムライン)
- 期限が過ぎたタスクは自動的にTo Doリストから削除する

まとめ

今回は、僕が開発しているTo Doリストアプリ『Real TODO』のコンセプトについて紹介させていただきました。
Real TODOはApp Storeにて公開中です。無料でインストールできるので、興味がある方は是非使ってみてください。



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