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夏休みを前にどっぷりと考える。

明日から夏休み。
暑い…
わたしはなぜか足が痛くて困っております。
無理せず、回復を待ちたいので、ちょっと
ゆっくりと現状を考えてみました。

ということで

息子さんも三年生になった。
毎朝、行きたくないと言う息子さんを学校へと連れていく。
嫌なら行かなければいいのにと内心思っている。
勉強というか学びは家で自分のペースでやったっていいとも思っている。
それを思い切って実践すればいいのだけれれど
それをわたしはしていない。
完全に矛盾している話なのだけれど
息子さんにとって学校に行くこと、わたし以外の人との時間や関係性を築く場として学校は必要だとも思っている。

正直、嫌な想いをたくさんするし、覚えなくていいようなことも覚えてくるし…なんて感じでマイナス面も多々あるけど、
少なくとも今の日本で生活していく以上、学校に行っておいた方がいいと思っている。
というのか、ある社会に所属して生きていかなければいけないということを学んでほしい。

自由に、好きなように、なんて理想はあるけれど、現実問題、いろいろと難しい。

何とか学校に行ってもらうよう、パートを始めてみたわたし。
滑稽だ。
仕事のある日は学校へ行くか留守番するか。
留守番がまだできない息子さんには選択肢があってないようなものだけれど、そんなことまでして学校に行かせているわたし。
いいのだろうか…。

わたし自身が学校が嫌いだった。
行かないという選択はしていなかったが、行く理由は見出していなかったと思う。
未だに何のために行っているのか?的な疑問と格闘しているわけだから、
息子さんが行き渋るのも無理はないと思う。
学校嫌いはもはや遺伝的な要素を含んでいるに違いない。
とめちゃくちゃなことを思っているのだけれど
本当に何かいい方法はないのだろうか?

学校という特殊な環境に属することで身につくこと、
それはなかなか家ではできない経験ができるということだと思う。
自分以外の同世代が一堂に会するなど個人の力では到底できない。
好き、嫌いはあるにせよ、ほぼ毎日、通っていればそれなりに人間関係も築いていける。
それは親であるわたしがどう頑張ったって提供できない世界ではある。
だから、?????と思いつつも学校に行ってもらっている。

息子さんも慣れたのか、かれこれ三年。
友達と約束をして遊ぶというスキルを獲得したのだ。
去年まではわたしも付き添っていたのだけれど、今は近所の公園へ
お菓子と水筒と虫かごを持って自転車で颯爽と行けるようになったのだ。
虫捕りという名のもとに、登校も3度ほど友達と待ち合わせをして行けた。
毎朝、学校の昇降口まで付き添っているので、現状は大きな進歩だったりする。
三年生なのだが、一人で登校したり、留守番したり、買い物に行ったりというのはまだまだこなせない。
分離不安なのか、単に見通しが立たずに不安なのかはさておき、周りから見ると甘やかせ万歳なおめでたい親な感じだと思われているのは薄々感じている。
そもそも息子さんの課題でもある特性と向き合っていると、まぁ、先行きは不安でしかない。という結果になるのだけれど、振り返ると、ほんの少し、前に進んでいる気がするし、思春期という新たなステージが見えてきているのも事実だ。
そんなこんなでたどり着くのはやっぱり、息子さんを信じて見守るというところなんだと思う。

学校は無理していくところではないと思うけれど、
行って揉まれて感じて経験値を上げればいいのだと思う。

過敏で繊細で内向的だからこそ、泣いてしまうけれど、
腑に落ちれば先に進める子でもある。
思うがままに生きればいい。

正直、毎日バタバタで、気持ちも落ち着かずにいるのか、息子さん、寝る前はマインドフルネスの本を読んでいる。
本の中のエクササイズを実践するのはなかなか難しいようだけれど、それでも気持ちを落ち着かせる方法の一つとして、うまく呼吸法を身に着けてもらいたいものだ。
この寝る前の読み聞かせももう、5年以上だ。抱っこしてないと眠れず、寝たと思っても2時間もすると起きてしまう。から徐々に睡眠時間が伸び、朝まで眠れるようになり、今は起きれないとここまで随分、成長したものだ。
そう、振り返れば確かに歩んできた道があって、足跡がはっきりと残っている。
この足跡もそのうち、わたしと息子さんから息子さんだけのものになり、時に友達、時に大切な人、そしていつかは息子さんの子どもへと続いて行くのだろう…なんだかしんみりしてきたけど、わたしはわたしでしっかりと足跡を残して生きていこう。
わたしの夏休みの目標。

夏休み、素敵な想い出がたくさんできますように。
あなたにHappyを…羊でした。

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