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息子語録

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ひとりで楽しむにはもったいないので息子の1言を呟いています。
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2020年9月の記事一覧

失敗したのだけれど、折り紙で立方体を作りたくて試行錯誤。
積み木を持ってきて、それをくるんで折り線をつけて折ろうと頑張っていた。考えたものだ。
少し、手伝ったものの完成したのはヘリコプター。工作スキルがあがってる。

焼き肉やさんの煙を眺めて「火事の煙りとガスはどっちが強いんだろう?」とポツリ。本人は何気なく言っただけなので、考えるそぶりもなく、気にもしていない。でも、わたしは気になってしまった。ガスってどんなガス?火事の煙と比べてどっちが危険ってこと?と好奇心に火がついてしまった。

部屋の掃除中、胎児時代のエコーの写真と生まれた時に被っていた帽子とが出てきたので、見せてみた。「小さいね!かわいいね!」とエコーの写真を眺めて、これが頭だとか目だとか説明したら、驚いていた。帽子にいたってはあまりに小さすぎて「ほんとに僕の?嘘でしょ!」と。成長の軌跡に母は涙。

本日は幼稚園、早退の日。迎えに行くと「まだ遊びたい!」と号泣。するとクラスメイトが数名、頭を撫でて慰めてくれたり、明日、遊ぼうと声をかけてくれたりと息子を励ましている。その子たちの優しさに感動、そして、息子が1人の力で築いた友情にも感激。みんな心優しく逞しく育ってね。

朝、カーテンを開けて一言。「この光を明かりにできる何かを作れないかな」
それなら太陽光発電というのがあるよと説明したら、「いいものだね」とまた何やら考えている様子。そのうち新しい発電システムを発明するかも知れないと期待しておこう。

買い物中、店内に流れていた音楽(バラード調のラブソング)を聴いて「なんか悲しそうな曲だよね」との感想。家でユーチューブを見ていたら突然泣きながらやって来たので訳を訊いたらBGMが寂しい感じで見ていたら泣けてきたと。感度が高まる秋の始め。

入浴中に耳に水が入ったようなので大丈夫かと訊いたら「人間の体のほとんどは水でできてるんでしょ。だから水は大丈夫だよね?」と質問される。時々、はっとするような質問をしてくる。今の観察力や視点を磨いて、考える楽しさを身に付けられたらいいと思う親心。

折り紙で遊びたいと言うので、息子が先生になり好きなように折ってもらった。分かりやすく丁寧に教えてくれる。せっせっと2人で折り紙。船、エンジン、亀の甲羅、月、釣竿など作ったものを組み合わせていく。
何ができたかというと「金魚」
眺めていると見えなくはない。

幼稚園でどんなことをしたか聞いていたら「お母さんは何してた?」と質問返し。買い物して、掃除、洗濯…お昼御飯食べてと話していたら「けっこう、忙しいんだね。すぐお迎えだね。」そうなんだよ。忙しいんだよ。とついついテンションが上がってしまった。「頑張ってね」と冷静な5歳。

昔、滑って捻挫をしたのを放置していたらある日、足首が腫れて結局治療したのだけれど、それから時々、足首が痛くむ。引きずりながらのお迎え。説明が面倒なので階段で滑って捻ってしまったと回りに説明。「お母さんは背中も痛いし肩も痛いよね。ぜーんぶ痛いの痛いの飛んでいけ!」と優しい息子。

幼稚園から帰ってくると、「ねぇ、先生、あっ、お母さん、あのね…」とよく言い間違える。そして幼稚園では逆に言い間違えている。最近、ようやく年中さんに慣れてきたようだ。今年は何かと変更や制限が多い生活だけど歩く姿が逞しくなってきた。どんな時だって子供は成長を止めないと実感。