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よこべー通信 144通目 2020年7月号

エッセイに詳しく書きつらねましたが「今月の新曲」をお休みさせてもらいます。
いままで聴いてくださったり感想までくださる方もいらしてあらためて感謝いたします。
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目次
1. 先月の新曲への感想
2. エッセイichi「今月の新曲お休みします」
3. エッセイni「選挙のこと」
4. エッセイsan「子どものうるささ」
5. エッセイyon「無観客LIVE配信」
6. 羊子LIVE
7. 羊子のアンテナ
8. 秋山羊子のアルバム購入方法
9. 秋山羊子のサブスクリプション視聴
10. 羊子へのメッセージ
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1. 先月の新曲への感想
先月の新曲「同じ傘の下で」はちょうどこの梅雨の時期だから生まれた曲。
この雨の雰囲気を共有していただいた感想が多かったです。
そんな中お一人感想を紹介させてもらいます。
井波陽子さんの感想です。感想の着眼点が面白いなーと。

「新曲聴きました、今回は終わり方が印象的でした。
ちょっと関係ない話になるかもですがこどもの頃、ラジオやレコードとかで、フェイドアウトで曲が終わるのが
すごく気になってたんです。
録音側で音を絞ってるけど演奏者はどこまで演奏してるのかな?
そして実際はどんな風に終わってるのかな?と

自分が曲を作る時はエンディングまで責任持てないと完成しないんですが今回の秋山さんの曲の終わり方はフェイドアウトを思い出しました。

で、あーフェイドアウトでもいいんだな、と思いました

そこがポップスの強みというか、、

秋山さんが、最後まで責任持たなかった、と感じたわけではないのですがただ、私が、最後まで責任を持ちたがって色々考えて、結局身動きできなくなったりすることあるんだよなあ、、と

自分の分析に使ってしまいました、ごめんなさい!笑」

どうもありがとうございます!
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2. エッセイichi「今月の新曲お休みします」
曲を作ることはキツイ作業だけれど私のやりたいことで、この通信で聴いてもらって感想をもらえてそしてまた曲を作って、、そのこと自体は続けたいことです。
毎月追われるように何とかかんとか続けてきました。
だけど今まで通りのやり方でいいのだろうか?検討の余地があるなと思っていて。

一番ひかかってることとして「今月の新曲」の中で気に入っている曲が結構たまってきているのにライヴで聴いてもらう以外は日の目を見ていません。しかも今はライヴの本数も少ない。
そして本当の意味で曲が完成していないということも気になっている点。
録音物を作る時はあらためて曲と向き合います。
本当にこの歌詞でよいのだろうか、この構成でよいのだろうか。

そうすることにより曲に魂が宿り磨かれます。
自信を持って売るためにはこの向き合う作業が必要です。
普段はやらないような重箱をつっつくような練習をするのでテクニックや表現力も磨かれます。

ということで録音物を作ることはやはり必要で魅力的なことです。
でもじゃあ録音物を作ろう!と言うわけにもいきません。
今までもこの通信で書いてきましたが簡単ではありません。

限られた時間とお金でどうやったらいいか?CDにしてどれ程売れるのだろうか?

編成としては一番現実的なのはピアノと歌だけで録る。もちろんだとしてもそれなりに大変。

でもその前にそもそもリスナーの皆さんは何を望まれてるのだろうか。
本当に録音物を欲してるのだろうか?
今は音楽はどうやって聴くのかな?
私のファンの方は世代的には40代から50代。
CD、レコード、ダウンロード、ユーチューブ、スポッティファイ?
家で、車で、電車で、散歩中?

今後の案1
5月にやったような自宅からの有料配信ライヴ
例えば「今月の新曲」のなかから聴きたい曲を事前にリクエストしてそれに応えるライヴ?
有料または投げ銭にしてたまった資金で録音をおこなう。

今後の案2
「今月の新曲」をこれからもつづけ、ただし有料にする。目標額に達したらたまった資金で録音に踏み切る。
わたしも張り合いが出る。
リスナーの方もこれまでより真剣にある意味厳しく聴くかもしれない。
厳しい意見が増えたとしてもそれでもそこに熱気が生まれた方が面白い。

以上とりあえず思いついたことを書き出しました。
何かアイディアなどありましたらお返事くださると嬉しいです。
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3. エッセイni「選挙のこと」
先日都知事選がありました。
私の周りでは小池さんのよくない噂が絶えませんでしたが圧倒的に当選しました。
私自身小池さんのことをちゃんと調べたわけじゃないから偉そうなことは言えないけど、何でこんなに悪評なのに当選するんだろうと疑問でなりません。
そんな中で私の尊敬する種とも子さんがとてもわかりやすく伝わってくる投稿をされてたので紹介させてもらいます。フェイスブックに公開で投稿されていたものです。少し長いですが以下です。

「選挙へ行きましょう。
特に、若い人達。
特に、誰に票を入れたらいいかわからない、どうせ誰に入れても同じ、と思う方へ。
誰のでもいいから名前を書いてください。
「ジジイはいや!」なら一番若い候補者の名前。
ポスターをパッと見て、第一印象でいちばん人相の良さげな候補者の名前。
この人、初恋の人と同じ名前、、だったらその候補者の名前。
目をつぶって投票用紙の上でぐるぐる鉛筆回してえいやってした場所にあった候補者の名前。
なんでもいいです。
あなたが選挙に行ってテキトーに名前を書いたらどうなるか。
権力を持ってる側からしたら予測のつかない結果が起こるのです。番狂わせが起こるのです。
自分たちの支持団体の構成員で、票の読める人達しか投票所に行かないと、権力者の予測通りにしか事が運ばないのです。自分たちの思った通りにしか事が運ばないのなら、自分たちと違う思いを持つ人達の気持ちなど汲まなくてもいい、という気持ちになるのです。
そうなれば、「どうせ誰に入れても同じ」とあなたが諦念したとおりの未来になります。
でも、あなたがテキトーに投票したらどうなるでしょう。何でこんなマイナーな人がこんなにたくさん票とったの?とか、まさかの落選!?とか、意外なことが起こる、そういう可能性がとても高くなります。
そうすると権力を持ってる側からすると、自分たちの思った通りに事が運ばなくなります。会議に、自分たちからしたら思いもよらない意見を言う人達がたくさん同席するような事態が起こるかもしれなくなるのです。そうすると自分たちと違う思いを持つ人達の意見に耳を傾ける必要性が出てくるのです。民主主義ってそういうものじゃないかなと思うのです。
そうなれば、どう変わるかはさておき、少なくとも「誰に入れても同じ」とあなたが諦念したのとは少し違う未来になります。
テキトーに投票、と、投票に行かない、の差はとても大きいのです。
テキトーに投票、は何が何だかわからないけど、どれでも電車に乗ってみるようなもの。投票しないことあるいな白票を投じることはリュックをおろしてお家から出ないことです。
もちろん、テキトーじゃなくて、ちゃんとあなた自身のの理念で選んで投票する、でもかまいません。ていうか、もちろんその方がベターでしょう。それはきっと、地図を携えてこれと決めた電車に乗るようなことでしょう。
せっかく選挙権という乗車券を持っているのだから、なにかを選んでみましょう。
ミュージシャンは音楽だけやってろよ、政治の話なんかするな、と言われたこともあります。でも、今回の選挙に関して、また最近の政治に関して、やり切れない想いがあり、シロートなのにこんな長文を書いてしまいました。お読みいただき、ありがとうございました。ツッコミどころ満載だとは思いますが、もし、少しでもご賛同いただけるなら、拡散を(特に,若い人達に)お願いできればと思います。
そして。
みんなで選挙に行きましょう。
p.s. 期日前投票してきました。初めてです。期日前だと投票場所が選べて便利ですね。」
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4. エッセイsan「子どものうるささ」
最近はバスに乗るのが苦痛です。
5歳の息子がけっこう大きくて通る声なので「静かにして」と乗客に注意されます。
だいたいは年配の女性から。
どうしてもバスって年配の方が多いので多数派の方々にとって居心地のいい方へ流れます。
息子には一応「びっくりしちゃう人がいるからボリューム落としてね」と言ってます。

でも息子が悪いわけではないのに何だかそれも悔しいので私は基本謝りません。
バスはみんなのバスなわけだし、、、いまや高齢者専用バス化しています。
高齢者の方にとっては子供のうるささを許すのは難しいののかな。
だって、確かにうるさいので。
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5. エッセイyon「無観客LIVE配信」
8月に高円寺のウーハで無観客LIVE配信をします。
富山優子さんと2マンです。
富山さんとは何度もご一緒してます。
富山さんの音楽はありきたりなことをやってなくて分かりやすい音楽ではないのですがいいのです。
感覚に訴える音楽。
ミュージシャンのファンも多いとのこと。とてもわかります。
投げ銭式です。
投げ銭もしていただくと活動の資金になり助かります。
よろしくお願いします。
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6. 秋山羊子LIVE予定
2020年8月29日(土)U-HA(ウーハ)
無観客LIVE配信
開演19:30
19:30~20:25 富山優子
20:30~21:25 秋山羊子

LIVE詳細はこちらからどうぞ。
http://www.hitsujilabo.com/live.html
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7. 羊子のアンテナ
音楽編
木下ときわ 「海へ来なさい」
息子がふとCDの棚から取り出した。買った当初は何度も聴いていた。改めて聴くとやはり良かった。適度に日本の匂い入っていて聴きやすい。中島みゆきさんのカバーの「蕎麦屋」がきゅんとくる。

お店編
あゆみブックス
最近本を買う機会が増えました。大きな書店はそれはそれで楽しいのだけど、本にそんなに詳しくない私には
ある程度セレクトされているここが便利で助かる。内装もシンプルで居心地がよい。

読書編
凪良ゆう「流浪の月」
今年の本屋大賞受賞と言う事で読んでみた。とても良かった。凪良ゆうさんは初めて知った作家さん。インタビューでこんなことを言っていた。「一貫しているのは、「どこまでも世間と相いれない人たち」を書いてきたこと。「自分自身、全く折り合いがついていない。いつも自分のことを書いているのかもしれないですね」」

TV編
半沢直樹
お待ちかねでした。コロナウィルスの影響で撮影が延期になっていたけどついにスタート。やっと観れました。こちらがエネルギーを使い想像したりするような余地のないタイプのものだけど観てる間夢中になれるのでストレス解消になります。私にとってはお楽しみのカップラーメンみたいもの。
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8. 秋山羊子のアルバム購入方法
『さいごのうた』(2000円/2015年/5th)
『日々はありふれていて残酷で めちゃくちゃに愛おしくて時々ひどく退屈で でもうたいつづけていたい』(2000円/2012年/カヴァーアルバム)
『狂った手』(2000円/2011年/with梅津和時)
『ピラニアの棲む湖』(2000円/2009年/with内橋和久)
『指一本で倒されるだろう』(2000円/2006年/1st/2016年リマスタリング再発売)
ご購入方法:
1.下記メールフォーム又はメールアドレスまでアルバム名、枚数、お名前、送付先をお知らせください。
2.確認のメールを返信します。そこに代金の振込先をお知らせします。代金は銀行振込でお願いします。送料は何枚でも200円です。
3.ご入金の確認をしたら発送してメールにてお伝えします。
よろしくね。
mail@hitsujilabo.com
http://www.hitsujilabo.com/contact.html
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9. 秋山羊子のサブスクリプション視聴
Apple Music、Spotify、Amazon Prime Music、etc.サブスクリプション(定額制)サービスで聴くことができます。各種サービスから検索してみてください。
または下記サイトからアルバム名をクリックして、各種サービスのアイコンをクリックしてください。
https://www.tunecore.co.jp/artist/akiyamayoko
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10. 羊子へのメッセージ
「よこベー通信」読んでくださってどうもありがとう。感想もらえるとうれしいです。メールアドレスの変更なども送ってくださいね。
メール:
mail@hitsujilabo.com
http://www.hitsujilabo.com/contact.html
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「よこべー通信 144通目」制作・編集:秋山羊子/HITSUJI LABO

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