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WordPressで小説サイトを作る(0:はじめに)

ひつじこ

趣味の創作のために個人サイトを作るメリットって、今ではほとんどないんですよね。イラストも漫画も小説も、無料で機能が充実していているウェブサービスはたくさんあって、しかもそういったサービスを使った方が集客力も高い!

でもやっぱり、自サイトが欲しい。

「お気に入り」も「いいね」も気にせず、他の人の作品と自作を比べることもなしに過ごせる家みたいな場所がウェブサイト……と思ってしまうのはわたしが古の腐女子だからでしょうか。

というわけで2017年の10月から小説サイトを作成しています。

(ピー)年前にはHTML辞典首っ引きでタグ内でサイトを作っていた経験もありますが、当時とは素人ウェブ作成の環境もずいぶん変わりました。素人がゼロから手打ちでレスポンシブ(スマホ対応)サイトを作ることは難しいです。

わたしの場合は、以下の3点がメリットに感じられてWordPressを使うことにしました。

1. インストールしてしまえばどこからでもブラウザ経由で更新できそう
2. 難しいことなしにデザインやカスタマイズができそう
3. 面倒な作業(前後ページへのリンク作成や目次の更新など)が自動化できそう

しかし、ど素人がいざ初見でWordPressを触り、しかも用途としてはドマイナーな「連作小説がたくさんあるサイト」を作ろうとすると、これまた難しいのです。

※ちなみにわたしは最初に作ったサイトでは上記の「1」は達成しましたが「2」の満足度は半分、「3」の自動化には挫折しました。結局テーマ選びの段階で失敗していたというのが結論です。

実はWordPressはテーマ(見た目や表示内容を決めるためのテンプレート)によって「素人が難しいコードを触らずにカスタマイズできる範囲」が異なります。わたしが選んだテーマでは、基本機能のみで小説サイトっぽい目次やナビゲーションを自動作成することができなかったのですね。結局は固定ページ(旧来のhtmlみたいなページ)で個別の小説ページを作り、手作業で前後のページにリンクを貼り、手作業で目次を作り……というWordPressの利点をほとんど活かさない方法でサイトを作る日々が2年ほど続きました。

う〜ん、これじゃ期待したほどサイトの制作維持を自動化できない……けど、まあいいか。とあきらめていたのですが、最近になって無料なのにカスタマイズ機能至れり尽せりなテーマ「cocoon」を触ってみたところ、あらびっくり。これまでやりたかったことのほとんどが達成できるではありませんか!

というわけで前置きがとてもとても長くなりましたが、次回以降はWordPress(テーマ:Cocoon)で創作小説サイトを作成する方法を具体的に書いていきたいと思います。

付記1:この記事を書くことにした理由は、わたしがWordPressで小説サイトを作ろうとしたときにノウハウが見つからず遠回りをしたからです。ウェブ上にある「WordPressで小説サイトを作る方法」は主に「短編ばかり」「単一の連載小説しか載せていない」サイト向けのノウハウになっており、長編小説を大量に掲載しているサイトには物足りませんでした。もし同じような悩みを持つ方が偶然にでもここにたどり着いて少しでもお役に立てれば(そしてあわよくばこの世で消えかかっている個人創作サイトが少しでも増えれば)嬉しいです。

付記2:この記事は「ウェブ作成もWordPressもど素人」な筆者の試行錯誤の結果です。例えば連載小説ごとに動きを制御する方法だと「カスタム投稿タイプ」を使用する方法が理想的かもしれませんが、素人には導入も管理も難しいです。玄人の方から見れば「?」な内容もあるかと思いますがあくまで「ど素人が比較的簡単な方法で小説サイトを作る方法」ということで大目に見ていただければ幸いです。

付記3:WordPressにこだわらない場合は、小説サイト用のHTMLテンプレート配布サイトを探すというのもひとつの方法だと思います。更新の手間が気にならないのであれば、特に古の腐女子にとってはHTMLを編集してFTPでサーバーにアップする方がとっつきやすいです。ただし、HTMLでサイトを作成する場合も「レスポンシブ対応のテンプレート」を利用することは今の時代、必須だと思います。わたしの運営しているサイトでも、アクセスの約7割がスマートフォンからですので、文字がメインコンテンツとなる小説サイトの場合はスマホでの表示を第一に考えてサイトを作った方が良い気がします。

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