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陶芸は未経験。26歳、産地で粘土屋をはじめる理由


「ヒトツチ」のみなみです。
5月にやきものの産地、瀬戸で粘土の販売と工房“粘土クリエイティブスペース(仮)”を持つ「CONERU nendo shop & space」をはじめます!!!
僕は2018年11月、愛知県瀬戸市に古民家を改装し、「ゲストハウスますきち」をオープンしました。(詳しくは『ソトコト』の記事へ)

なぜゲストハウスのオーナーが粘土屋参入することに?

きっかけは、「陣屋丸仙窯業原料株式会社」の5代目・牧 幸佑さんが、ますきちの大家さんということでした。
実はCONERUをはじめる前から、幸佑さんに誘われ、一緒に動いていました。最初は海外に向けて、せとものを販売しようということで、小さく動いていました。

時々、その手伝いをしつつ、僕はますきちの改装を続け、オープン。
いざ始まってみると、観光客のみなさんが宿泊として利用ことはもちろん、地元のみなさんが宴会を開いたり、イベントに参加してくださるようになっていきました。

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そんななか、第一線で活躍する窯元さん、陶芸家のみなさんとお話する機会が何度もあり、瀬戸の粘土の枯渇。そして、粘土屋の廃業に対する不安を耳にするように。実際、昨年や一昨年は、高齢化が進む粘土屋さんの廃業が相次いだことで、作家さんからは粘土を売ってほしいという声がありました。そこで、これから持続していくためには、

粘土に価値がついて、残っていく仕組みをつくらなければいけない。

陶芸用粘土になる前の原料としての粘土は
1kg=たったの5円
で取引されているんです。
まずは粘土を小ロットで販売することが、解決することじゃないかと思いました。いろんな人に粘土の価値を認識してもらわないと、ものの価値は高くなりません。

そこで、幸佑さんに陶器よりも、粘土を売りませんか? 
と聞いてみたんです。

「CONERU」代表の牧 幸佑さんに話したら、「いいね!」とすぐにのってくれて、ふたりで「合同会社丸仙商店」を立ち上げました。
オープンに向け、今年1月から準備をしてきたのですが、新型コロナウイルスの影響で、工房がオープンできない。

リアルな場所を運営しないで、どうやってお客さんに知ってもらうか?

それが新たな課題になりました。
ゲストハウスの場合は、宿泊施設に泊まるというすでにある体験でした。
ただ、瀬戸という街にはなかったのでつくったに過ぎず、あくまで想像ができる体験でした。でも「CONERU」は粘土が販売され、月額で利用できる工房が利用できるという内容で、パッとイメージができない体験。
新しいニーズをつくっている感覚があり、理解してもらうことが難しいと思っていました。

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だからこそ、当初の広報戦略としては「ますきち」に宿泊をしてもらい、陶芸ができる。4,500円程度のプランで、じわじわと価値が知れ渡ってという流れがつくりたかった。
ところが、それはしばらく叶わぬことになりました。
これはもうオーブン粘土を売りまくるしかない!!!

そんなふうに意気込んでいた矢先、「翠窯」の穴山大輔さんから1本の電話があり、「一緒に、オンラインで陶芸大学をつくろう!」という壮大な計画が告げられたのです。

つづく


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やきもののまち・愛知県瀬戸市のPRチーム「ヒトツチ」。「ゲストハウスますきち」を拠点に活動中。まちのこと、日常のこと、あれこれ書きます。 https://www.hitotsuchi-seto.com/
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