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赦すって時間が経てばできるものなのだろうか

どうも。映画と海外テレビシリーズばかり観てるキャサリンです。ここ最近お仕事の告知ばかりの更新になってるので、下半期はたまーに書いていこうと決めたのであります。

そんなこんなで、思考の記録として今回も。しばらくは特に観に行った映画の感想なんかをつらつらと書く予定です。濃い目の内容はすいませんが有料コンテンツになりますのでご了承くださいませ。

今週はこの2本を観に行きました。

『WAVES/ウェイブス』

マイアミに住むある家族の話。宣伝文句に「プレイリストムービー」とありますが、挿入曲に乗せて語られる感情。ミュージカルのようで、また一味も二味も違う、音楽シーンで思考をグッと深耕させるような映画でした。仕事終わりに急遽行くことにしたので、前の方しか席空いてなかったんですが大正解爆音で観る映画でもありました。そういえば、金曜日の夜のレイトショーでしかもこういうインディ映画ってあんまりお客さんはいらないイメージだけど結構入ってたな。良かった。音楽と画面の色彩がしんどくもあり、わずかな開放もあるそんな映画。プレイリストまじでいいんだこれが。

『SKIN/スキン』

こちらもA24の映画。福岡市のいい仕事する映画館ことKBCシネマさん、席の間隔あけた状態だったけど、満席近かった。ビル・キャンプとダニエル・マクドナルドが出てる映画に外れなし。併映された短編は事前に無料公開されてたので観てまして、もう一回見てやはり非常にしんどく見て後悔をしました(褒めてる)。白人至上主義者の主人公がそこから抜け出すまでの痛々しい姿をジェイミー・ベルが熱演。なんというか、浅はかな私は「辞めます!」と言えば辞めれるもんかと思ったら、ヤクザかそれ以上に非道な組織でもあるなと…。なぜ彼がその道に入ったのかも辛い。そういう思想の人がそういう道に走る、という理論だけではないのが辛い。間違いなくクソ野郎なんだけど…こういう映画の存在もまた大切だなと思う。


『WAVES/ウェイブス』と『SKIN/スキン』なんていうか、テイストとしては全然違うんだけど、結構似た感情を抱いた映画でもあって。

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