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第5回:人と組織づくりのシテミタ忘年会

みなさんこんにちは!

12月16日(水)に今年1年を振返る「人と組織づくりのシテミタ忘年会」を開催いたしました。11名でワイワイ、ラフな感じで今年1年の振り返りをそれぞれ話しあい、あっという間に3時間。素敵な時間となりました、みなさまありがとうございました!

本記事ではこの忘年会で筆者がいいなと思ってすぐにでも読者のみなさまにも取り入れていただきたいと思ったことの共有と、たくさんの人の”シテミタ”ことを聞いて私の感じたこと、共通していえる大事なことや考えを綴らせていただきます。まずはぜひすぐに取り入れていただきたいことから紹介します。

卒論発表会

コロナ禍において定年退職を迎える方がひっそりと辞めていかれてしまう。そんな中ある会社で「社内でなにかできないだろうか?」ということで上がった案が「卒論発表会」。はじめは退職される方も「卒論とかめんどくさい・・」とあまり乗り気ではなかったものの、若手や直属の部下が楽しみにしている様子をみたり、「卒論進んでますか?」と聞かれたりすると人間やる気がでるもの。そしてなんだかんだと執筆しはじめると、止まらないそう。最終卒論ページ数は50枚ほどになったという。発表をする側も聞く側も、今までの人生の半分以上を仕事の時間に費やしてきた話というのは学びや気づきだらけで心に沁みるものがあります。定年退職という最後に若手に素敵なものを残せたという実感を感じられるだけでなく、自分の半生を振り返りたくさんの人に話すという時間はなかなかできない貴重な経験となったことでしょう。ぜひどの会社でも取り入れていただきたいと思いました。

逆ピラミッド型組織図

人との関係性づくりについて話をしているときに「肩書きは使わない、○○さんと呼ぶ」という話から派生して組織図を見せるときは逆ピラミッド型組織図を作って見せているという話がでてきました。これは目から鱗。経営層や部長クラスの人たちが下層部にあり、そして現場で働いている人たちを手で支えているという図である。「現場でこそ価値が創造されているのに組織図になると現場であることがわからなくなってしまう」ということも解消される逆ピラミッド型組織。現場で働く社員にとってこの図は会社や上司の存在のありがたみ、何かあれば頼る人たちがいるという安心感を感じられる素敵な図だと感じました。


朝の習慣 ー瞑想ー

瞑想は話題にもなって流行っていますね。リモートワークになった上で始業前に有志で15分集まる場を設けて、瞑想を5分するということをされている会社さんがありました。
・仕事の整理(頭の中の整理)ができる
・集中力や生産性が向上、1日その状態が続く
・ものごとの本質をとらえられるようになる
など瞑想のメリットはたくさんあります。また瞑想をする前後に雑談も生まれ、関係構築・維持にも繋がったとのことでした。オンラインで社内コミュニケーションが減っている企業さんでぜひコミュニケーションの生まれる場としても瞑想タイムを取り入れてみてはいかがでしょうか。
※早朝すぎると瞑想中に寝てしまうとのことなのでお気をつけください。笑

公開ツイート

”誰か一人のために届けたい”そんな言葉ほどたくさんの人に共感されたり、心の深いところまで届くのかもしれません。ある会社さんでは部下がお仕事のできない状況になってしまいお休みしている際に、上司がツイッター開始。その目的は「部下のために言葉を届けたい」とのことでした。普段上司が口にしているような言葉でも、実際に文字になって読むのでは届き方も違う。その後部下は復職することができ、ツイッターも開始。そして新人の教育を担当するだけでなく、この人と組織作りラボにもご参加され今はたくさんインプットすることに注力しているそう。上司部下間のコミュニケーションのひとつとして公開ツイートもいいのかもしれませんね。「部下の成長ほどお酒に合う肴はない!」涙あり笑いあり、この話題でお酒がずいぶん美味しく飲めました^^

どれもすぐに取り入れたいことばかり、
2021年がより一層いい年になる気しかしませんね^^

以下筆者の感じたことを綴らせていただきます。

自分と向き合え、褒めてもらえる場

ある方がシテミタことを発表される前に「褒めてください。」と仰っていてすごく印象的でした。
この一年間で自分は何をしたのか?どんなことに挑戦したのか?ということをたくさんの人の前で言葉にして発し褒めてもらえる場なんて普段そうそうないですよね。人と組織づくりLabo.はTwitterきっかけで4人のメンバーが発足したラボですが、そのラボで褒め合うような人との関係を作り出せていることに感無量。「すごい」「よく頑張ったね」普段関わることがないからこそ何でも言いやすいのかもしれない、そして運営メンバーしかり「誰かの繋がり」で参加している人ばかりなので言葉がなくても打ち解けあえる何かがあるのかもしれないと感じ嬉しく思いました。
会社に属していて、役職など上にいけばいくほど誰かから褒められたりフィードバックをいただける機会は減っていきます。社内だけでなく社外でもそんな貴重な場が設けられたと思うとラボを発足して本当によかったと思いました。「厳しめフィードバックをしあう会」という話題もでていたのでいつかしてみたいと思います笑

課題が山積み ーオンラインでのコミュニケーション・仕事ー

普段仕事をする際にふとしたコミュニケーションがいかに仕事を円滑に進めていたか。これからは一度もリアルで会わずに入社してくる新入社員、現場に出る前の研修も全てオンラインなどが普通になってきます。そんな中で関係構築や教育をしていく上での課題が山積みです。
成長だけが正義じゃないですが、なにをするにしても「自分で考えて動く」という当事者意識が大事です。そうでなければ身につくものも身につきません。新入社員研修をする際にはこの「当事者意識」を持っていただくためにはどうしたらいいのか?が肝になると感じました。新入社員研修に限らず言えることですけどね。
また「リモートワークになったから目標をしっかり管理しよう」この言葉に違和感があるという話になりました。目標管理というと息苦しく感じる方も多いように思いますが、人は目標がないと早くに死んでしまうというほど目標は重要なものです。どこかに向かって走るとき、目標があるから真っ直ぐ走られるし道を逸れそうになっても軌道修正することができる。目標は達成するためにあるものというよりも、今自分がしている行動にさらに意味を持たせてくれるものだと私は感じます。達成したほうがいいけど、別に達成しなくたっていいんです。それを人は失敗と呼ぶのかもしれませんが失敗ほど人を成長させるものはありません。大事なのは、その後も挫けず前に進んでいく強い信念を持ち続けること。リモートワークだろうがリアルだろうが、個人も組織としても目標をもって走っていきたいなと思います。

さいごに

ツイッターの可能性は計り知れない!!!これが言いたい。笑
ツイッターがあったからラボを発足できた。
ツイッターがあったから新たな人との関係性、素敵な場を作れた。
ツイッターがあったから元気をもらえた、働けるようになった。
まだまだツイッターが私の見えている世界を広げていってくれそうです。

来月は新年会をする予定。ぜひぜひ、ご参加くださいね^^


人と組織づくりLabo.に関わってくださったみなさま、2020年大変お世話になりました。心より感謝しております!
2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

※人と組織づくりLabo.はZoomでのオンライン開催となります。別途、Twitterの「人と組織づくりLabo.」公式アカウントからご案内差し上げます。
人と組織づくりLabo.
https://mobile.twitter.com/hitososhikilabo

この記事は株式会社バレンサー 坂越真奈が書きました。
https://twitter.com/manasbalencer

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