名称未設定_1

さむい冬はおでんじゃナイト

メリークリスマス!

みなさんこんばんは。
グルメサイト「ヒトサラ」の社員が、自分のこよなく愛するお店や料理を思いのまま綴るnote「ヒトサラ社員のリアルめし」、水曜担当のあずまです。

本日は12月25日、クリスマス。大好きなあの人や家族と過ごしたり、気の置けない友達と飲みにいったり、みなさん思いおもいの時間を過ごしている頃かと思います。
おそらくこのnoteが誰かの目に入ったころには、クリスマスは終わり、世はすっかり年末ムードかもしれません。そう思うとなんだか、どんな気分でこの文章を書けばいいものか……。「メリークリスマス!」なんて書き出してしまったものの、私、今日、ひとりなんですよ……。

東京は6℃と、うんと凍えるほどの寒さ。恋人たちが身を寄せ合うには十分すぎるほど、嬉しい寒さですね。わたしはひとりなので今すぐにでも酒を飲みたい気分です。

画像1

ということで、おでんを食べに行きました。

池袋の「味好屋」という居酒屋さんです。
ここに来ると、荒れた心もあっというまに回復。つめたいレモンサワーが美味しく感じるほどのあったかい空気と、ガスストーブの香りと、アットホームな空気感と、どこか懐かしさを感じさせる雰囲気と、お父さんがリモコンをいじるたびにコロコロとチャンネルが切り替わるテレビと、なにもかもが愛おしい。月に1度は訪れてしまうほど愛してしまった居酒屋なのです

クリスマスなので、そんな愛して止まないお店について語らせていただきます。


「先つけで、毎度必ず枝豆が出てくるところが好き〜〜!」

画像2

居酒屋に行くと欠かせないのが枝豆。それが着席して早々に届くのです。ウェルカムドリンクならぬ、ウェルカム枝豆。ありがたくて毎度感謝してしまいます。そして枝豆のほかにももう1品やってきます。それもまた酒が飲まさるのです。


「キラキラとした黄金だしのおでんが好き〜〜!」

画像3

年から年中おでんを食べていたい、と思うわたしにとって、こんなにカジュアルに、食べたい時においしいおでんが食べられる店があることほど嬉しいことはないです。

なによりもおだしが美味しい。
ほどよい塩加減。このままうどんも煮込んでしまいたいほどのサラリとした風味。この出汁で鍛高譚を割って飲むのもなかなか良いのです。
ちなみに、わたしは焼き豆腐とちくわぶ、餅巾着がマストです。


「店の空気感が好き〜〜〜!」

画像4

こちらはカウンター席、遠く離れたところに常連のおじいちゃんが焼酎をちびちびやってます。

このお店にくると、なんだか田舎に旅行した時に思わず見つけたローカル居酒屋のほっとした落ち着きようというか……年末年始に実家に帰ってきたかのようなくつろぎ感というか……「ここって池袋なのかな?」と疑ってしまうほどの空気感。とにかく味好屋にいると癒される......。

そしてなにより店員さんもあったかい。なんだかこのほどよい距離感にいつも感謝してしまう。


画像5


ちなみに今日はひとりなのにおしぼりが2個登場。少しだけ戸惑っていると、お店のおばしゃまがはっ!とそれに気づき。

「あっ、ごめん2つも出しちゃった……!
でも今日は外も寒いから、あったかいおしぼりいっぱい使ってね^^///」

って……なにそれ好き〜〜〜〜〜......!
あまりにお茶目なコメントでほっこりしてしまいました。

そして帰りはおばあちゃんがわざわざ外まで見送ってくれました。

「おんなのこ一人でも、また気軽に飲みにおいでよ〜」

またきます〜〜〜〜〜〜!!!!!!

と池袋の冬の空にとけるように、精一杯の愛をその一言に込めて家に帰るのでした。



そんなこんなで語っているうちに、時計の針は12時を回り今日は12月26日となりました。
みなさん、年末年始はおでんで決まりですね。

それでは、良いお年を!


画像6


あなたのスキを原動力に、ヒトサラnote部は活動中です!