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ご当地だけじゃない、 グルメ激戦区福岡のベスト飯+α

お初にお目にかかります。
この度ゲストに呼んで頂きました新卒エンジニアの國武(クニタケ)です。

突然ですが皆様、福岡に行かれたことはありますでしょうか。
実はわたくし、生まれも育ちも福岡県福岡市の超九州男児
自称ヒトサラ社員の中で最も福岡を愛している男なのです。(自称です。)

そんな自分だからこそ、福岡に旅行に行く友人からは
「もつ鍋が美味しい有名なお店教えて~」などとよく言われます。

福岡といえば、もつ鍋の他にもラーメン・明太子・焼き鳥・水炊きなどなど・・・
グルメ激戦区として有名でして。それは地元民も十分認めております。
はい。


しかしであります。

ここでひとつ言わせていただきたいのであります。

福岡はそれだけじゃないっちゃん!!!! 

と。

福岡に限らず、せっかくどこか旅行に行くのであれば、そりゃあご当地の美味しいものが食べたかよね・・・。

ばってん福岡にはくさ、そげなご当地グルメ以外にもバリうまいもんがちかっぱあるったいって言いよっちゃん!!!!

失礼。感情が溢れてしまいました。
今回は福岡地元民の勧めるご当地じゃないベスト飯を幾つかご紹介したいと思います。


①極味や ハンバーグ

福岡に旅行に行く友人に必ずオススメするのはこの、極味や ハンバーグ。

数あるご当地グルメを差し置いてでも、ちょっと予定が合わなくても、ホテルが遠くても、なにがあっても絶対食べないかんばいと言います。

なぜかって? ここが本当に笑えんくらい美味やけんたい!!!


しかしであります。

県外の方々にこちらを紹介すると、たまーにこう言われるのであります。

「え、一番美味しいのってハンバーグなの?www」
「それだったらせっかくだし博多ラーメン食べるなあ・・・」
「・・・まあ時間に余裕があったら行ってみるよ!!」

と。

そりゃそーたい。せっかく福岡来たっちゃけん。ハンバーグやらもったいなか!!

十分お気持ちは理解できているわけであります。
しかし、それを差し置いてまでも行って欲しいと願うこちらの気持ちも、どうか何卒ご理解いただきたい。

そんな私の気持ちを理解してくださり、実際に召し上がっていただいた方々からは、大絶賛感激美味感嘆のSNS投稿が止まないわけであります。

「今まで食べたハンバーグの中で一番美味しかった」

そんな超絶ありきたりな感想を素直に本気で毎度のようにいただきます。

過去には
「もう明日の明太子キャンセル!!あのハンバーグもう1回行くしかねええ!!!!」
と、連日で食べに行ってくださった猛者の方もいらっしゃいました。


店舗は3店舗ございまして。実は福岡だけではないんですね。
福岡には福岡パルコ店と博多店、大阪にはなんば店がございやす。
大阪近郊にお住いの方、ラッキーですね。

今回はその中でも極味や 福岡パルコ店(ハンバーグ)をご紹介。
なぜかって? ここが一番美味やけん。 (超個人的主観です。理由は後ほど。)

外観はこんな感じ。

画像1

ちなみに行列必須です。最初は並びすぎてびっくりしてしまうかと思います。
しかし回転は早いので1時間以上待つなんてことはほとんどありませんが、少し時間に余裕を持って行きましょう。

並んでいると途中で店員さんからメニューを渡されます。ハンバーグ以外にも色々なステーキ系のメニューがあるのですが、迷わずハンバーグをチョイスしましょう。

ここで何個かポイントがございます。

1.サイズが3種類(S・M・L)ありますが、なるべくLサイズで。
2.タレはお好みですが、迷ったら肉ダレで。
3.ご飯おかわり自由。無理にセットにせずご飯単品でも十分。

まずはサイズに関して。このハンバーグ、あまりボリュームがあるとは言えません。
しかし、それを凌駕するほどの旨味を持っているので、たとえ女性の方でもLサイズにしておきましょう。実際にSサイズやMサイズにして、食後後悔している人を何人も見てきたから言えることです。

次にタレに関して。ハンバーグにつけるタレの種類が豊富で、わさび醤油や岩塩など、少々凝ったものがございますが、経験上やはり定番の肉ダレが最強です。

最後にご飯に関して。なんとこのお店、ご飯おかわり自由。ご飯・味噌汁・サラダ・ソフトクリームがついたセットもあるのですが、少食な方はハンバーグをLサイズにしてご飯を単品にしておきましょう。どうせならハンバーグでお腹を満たしてください。

注文は並んでる途中で店員さんが聞きに来てくれます。
店内に入るとすぐに出てくるスタイルなのです。うん、素晴らしい。


長々と説明してしまいましたが、地元民がご当地グルメを差し置いてまでオススメしたい最強の「極味や ハンバーグ」がこちらになります。

画像2

見ればご理解いただけると思いますが、驚くほどドチドチなレアなんですね。(本当は中身を割った写真が良かったのですが、撮り忘れましたorz)

え、これをそのままレアで食べると??
ノンノン、焼き石でそのまま焼いちゃうのさ。

右側に丸い鉄の塊が見えますが、これが焼き石と呼ばれる鉄板。
この焼き石でハンバーグを自ら焼いていただきます。うん、贅沢。


気になる肝心なそのお味は・・・
と、ごめんもうその前に分かってしまうっちゃんね。

ハンバーグいい感じにちぎるやん?(ちょうど良く一口サイズにするのがポイント)
そのまま焼き石で焼くやん?(焼き過ぎに注意)

もうね、焼き石が軽く煙出してからジュージューうるさいっちゃん!!!!
だって、肉汁と旨味成分的なものが焼き石の上に出てくるっちゃもん!!!
とにかくね、食べる前から何をどう考えても美味以外ありえんったい!!!


・・・失礼。で、気になる肝心なそのお味は、


やばい!!食べたことない!!凄い!!!
・・・・・・・すまん食べるのに集中するわ。


と、なるぐらいです。もはや友達と会話する時間が惜しいほどに。嗚呼、恐ろしや。

ジューシーとかそんな言葉では収まりきらないぐらいの美味さ。

レアなお肉をさらに焼くことによってこんなにパワーアップしちゃうの?ってぐらいお肉本来の味を楽しめます。なぜかって? こっちが知りたいわ。

ハンバーグという固定概念が全く通用しない常識破りの美味さ。

ハンバーグだけどこれ・・・もはやハンバーグなのか?こういう自分で焼くスタイルのハンバーグは他にも食べたことあるけれど。これは次元が違いすぎるよね??

並んでた時間を忘れさせるまさかの現実逃避効果抜群の美味さ。

あれ、さっきまで何してたっけ。そっかお腹空かして並んでたんだ・・・・いや、待て待て過去に囚われずに今という現実を堪能しないともったいないぜ。嗚呼、美味である。


以上が友人に食べさせた際の感想一覧です。
うーん、もう本当になんて言えば良いんでしょうか・・・・
なんだか美味しすぎて、食べてる自分が謝りたくなる味です。

・・・信じてないでしょう? 

これ、マジやけんね。

画像3


ちなみにこの写真でLサイズです。先述しましたがそんなに大きくないですのでご安心を。

ここでひとつ食べる際のポイントが。

焼き石は途中で必ず交換してもらうようにしましょう。ハンバーグを焼き続けていると、どうしても焼き石が冷めてきてしまって焼き加減が落ちてきます。
経験上、低温でじっくり焼くよりも、高音でサッと焼くほうが美味しいです。
もちろん交換は無料です。

ちなみにこの福岡パルコ店が一番美味しいと感じたのはこの焼き石に理由がございます。
超個人的体感ですが、福岡パルコ店は他2店舗に比べて焼き石の温度が高いのです。
つまり、どの店舗よりもスピーディーにハンバーグを焼けるということ。(ドヤ)
ですがその差はぶっちゃけわずかなものです。博多もなんばもちゃんと美味しいけんね。


そして残念ながら都内の方には、出店してそうで出店していません。
関東近郊にお住まいの方々は申し訳ないですが諦めて福岡に足を運んでいただ・・・

・・・・・と、思っていた矢先に。

そう。そのまさかとはこのこと。ついにこの瞬間が来てしまった。


この「極味やハンバーグ」が、

ついに東京に君臨することが発覚。

場所は渋谷。11月22日にオープンするとのこと。
本当にこの記事を作成途中で知った私自身も摩訶不思議アンビリーバボー状態。

このニュースが飛び込んで来てからというものの、東京の地元友達は大パニック!
もう今日からハンバーグなるものは食べないでおこうという勢い!!
なんなら帰省する意味がひとつなくなってしまった!!!
もうとーーーーーにかくえらいこっちゃなわけであります!!!!!!

関東近郊にお住まいの皆様、お願いだから食べに足を運んでください(懇願)

最後に、このハンバーグ食べた後に私が必ず言ってしまう言葉。

じゃ、明日も来よか。

絶品ハンバーグ、是非ご賞味あれ。

店舗情報
極味や 福岡パルコ店
福岡県福岡市中央区天神2-11-1 福岡パルコ B1F
11:00~23:00(L.O.22:30) 
定休日は福岡パルコと同様


次にご紹介するのはこちら。

②中国北方料理 知味観

知味観と書いて「しみかん」と読みます。

博多から約12分、天神から約7分の西新駅が最寄りです(ちなみに私のガチ地元)。西新駅から歩くこと約7分の雑居ビルの一階にございます。

外観はこんな感じです。

画像4

ご紹介したいのはここの「ヤング」と呼ばれる麻婆炒飯。
何故その名前なのかは由来は知りませんが、そんなことはどーでもよくなるほど美味。

これまたしかしであります。

こちらを紹介すると、ほぼひゃくぱー県外の方々にはこう言われるのであります。

「福岡で麻婆炒飯????そんなイメージないけど・・・」
「博多とか天神にもっと美味しいものありそうじゃん!」
「ていうかそこらへんのチェーン店で食えばよくね??(嘲笑)」

と。

ここで麻婆炒飯の定義を予習しておきましょうか。

「炒飯の上に麻婆豆腐がかかったもの」これが麻婆炒飯ですね。
単純に炒飯と麻婆豆腐作るだけ。
なんだか、ご家庭でも簡単にできそうですね。
そんな簡単な料理を、わざわざ旅行先で食べるなんて、もったいないですよね。


しかしそうやって軽視していた方々からは、毎度のように謝罪と感謝の旨を記したラインの通知を頂いております。

何を隠そう自分も地元民でありながら、軽視していたその1人でありました・・・

(数年前、帰省時での祖父邸にて。親戚一同と食事中。)

自分:「そーいえば、今度友達に初めて知味観連れてかれるんよね〜」
(一同豹変)
兄貴:「はあ!!??おま、まさか知味観行ったことないと!!??」
叔母:「あんた、それ本気で言っとったらどげんかせないかんたい!!」
親父:「やばい、子育てミスったかも」
祖父:「お前知味観~$/※◇?!~$#?¥◯※?#!!!!(聞き取れない博多弁)」
自分:「いや、そこまで言わんでも・・・」

と、親戚一同から壮大なる野次罵倒叱責がボンボン飛んできたのであります。
親戚がほぼ全員西新に住んでいる國武家にとっては、どうやら必須事項であったようです。

散々なブーイングを食らった数日後に、いざ友達と go to 知味観。
内観はこんな感じ。

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店内はお昼を過ぎると学生からサラリーマン、家族連れからお爺さんまで、幅広い客層でいつも賑わっています。
店員さんの愛想も非常に良く、まさに「下町の食堂」と言える最高の雰囲気。
メニューはかなり豊富で、一般的な中華料理であれば基本的に揃っています。

そんな知味観の看板メニューである、「ヤング」がこちら。

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輝く黄金の炒飯と艶のある麻婆豆腐の奇跡の組み合わせが今ここに。
しかし見た目は正直、至って普通の麻婆炒飯。

ですが肝心なそのお味は・・・

・・・・・あちゃーこりゃ反則ですな。

口にした瞬間、こんな感じのセリフが思わずぽろっと出ちゃうのであります!!

通常、人間とは美味しい物を食べた瞬間に「え!やばい超おいしいんですけど!!」と、気持ちが昂って感動を起こしてしまうものですよね。

しかしこの「ヤング」は違います。口にした瞬間誰もが、
「おいおい・・・勘弁してくれよ全く・・・・一体どういうことなんだよ・・・」と、感動よりも納得してしまうレベルなのであります!!!!!!!

こちら中継、炒飯サイド。
ど定番の味なのに何故か他より美味しい。玉ねぎと卵の絶妙なバランスが最高。
こちら中継、麻婆豆腐サイド。
辛みがほとんどない麻婆。包容力のあるコクとゴロゴロ入った豆腐が半端ない。
こちら中継、ヤングサイド。
この2つ、相性がチート級です。食べてみないと分かりません。異次元。
中継は以上です。いただきます。

何故親戚一同あんなに騒ぎ立てたのかが分かりました。

ハードかつソフト。老若男女楽しめる味だこれは。

そして何よりの特記事項は、その安さとボリュームが全く比例していないということ。
写真では少し分かりづらいですが、通常サイズでなかなかの量がございまして。
「男は食い意地張ってなんぼのもの」という座右の銘を掲げる私でさえ、
通常サイズでお腹一杯に。大盛りはもう厳しいです・・・
(ガチで悔しみが深い)

そんなボリュームでお値段なんと、600円!!!!
あらー。もうどうしようもないなー。行くしかないじゃーん。

ちなみに、ヤングには様々なバリエーションが存在しており、
赤ヤング、黒ヤング、マヨヤング、ガーリックヤングなどなど....
一味違った味を楽しめるのも、魅力の一つでございます。

ここでもう1度、麻婆炒飯の定義を復習しておきましょうか。
「炒飯の上に麻婆豆腐がかかったもの」これが麻婆炒飯ですね。

しかし残念ながらこれは、もはや麻婆炒飯ではありません。

「ヤング」なのです!!!!!(意味不明)

店舗情報
中国北方料理 知味観
福岡県福岡市早良区西新5丁目15-19
11:00〜14:30(L.O) 17:30〜21:00(L.O)
火曜・隔週月曜 定休日

以上、ご当地じゃない福岡ベスト飯でした。
是非福岡に旅行に行かれる際は、足を運んで見てください。
最後までご愛読ありがとうございました。



とは言ってもであります。しかしバットハウエバーであります。

やっぱり少しぐらいご当地グルメも
知りたいっちゃけど!!!!

と、声を荒げてしまう方もいらっしゃると思うわけであります。

というわけでオマケということで、一軒だけおすすめの博多ラーメンをご紹介します。

チェーン店普及によって、全国的にも身近な存在になってきている博多ラーメンですが、大概の福岡人にオススメの博多ラーメンを尋ねると、おそらく元祖長浜屋かShinShinを勧められることでしょう。

どちらも福岡では間違いなく殿堂入りクラスにランクインするラーメンですが、個人的にそれを超えてしまったラーメンが、あるのであります。

③豚そば 月や

福岡で有名な繁華街、中洲の小道にございます。
天神や大名あたりで飲んでから十分歩ける距離にございます。
しかしオープンしたのは昨年でして、地元民でも知らない方が多いです。
(ドヤ)

早速ですが、ここで召し上がることができる最強のラーメンが、こちら。

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料理名は、「豚そば」
クリア系豚骨ラーメン、とメニューには書かれております。

まずご覧いただきたいのは、このなんとも神々しいルックス。
いやおまえもう、どんだけシンプルイズザベストにこだわっとるん???と言わんばかりに、あらかじめラーメンにトッピングされているのはチャーシューのみになります。

そして注目すべきはこの透き通るような、というかもはや透き通ってしまっている華麗で繊細なスープ。
改めて言いますがこれ、豚骨ラーメンなんです。ガチです。リアルハードガチです。
さらによくご覧になればわかると思いますが、豚の脂がスープの表面でキラキラと輝いているんですね。
クリア系どころか、もうこれダイヤモンド系なんだが。
とーーーにかくラーメンにしては、あまりにも綺麗すぎるんですってば。


肝心なそのお味は・・・

「な、なんだこれは!!!・・・今までに食べたことないラーメンだぞ・・・」

大抵の方がこうおっしゃってくれますね。
見た目もさることながら、お味も前人未到のレベル。本当に食べたことのない味。

普通に皆さんが口にしたことのある「ザ・豚骨ラーメンの味」を、こんなにも簡単に裏切って来ることはあるでしょうかと言わんばかりに、コクと旨味、それに優しさと鮮やかさと可憐さが超絶集結された味なのです。

先ほどのスープも、
こってりでもあっさりでもない、ちょうど中間・・・いや、なんならその上・・
なんだか衝撃もあり、安心もあり、感動もあるような・・・・えーと・・・

うん、とりあえず外見のみならず味まで神々しい仕上がりとなっているわけであります。

麺は本当にちょうど良い細麺。スープをしっかりと吸っているのが分かります。
無駄に脂っこくもなく、サッと食べることのできる、非常に食べやすいラーメンです。
お酒を飲んだ後の、いわゆる〆のラーメンにはもう反則レベルの美味加減。

ちなみに写真にも小さく写っていますが、小ネギとカボスのみ別皿で付いてきます。
どちらも替玉からトッピングするのが、個人的にはオススメ。
最初は麺とスープ本来の味を楽しむのがベストなのではないかと。
そして気付いたら美味すぎて替玉頼んでますから。もちろんバリカタで。

豚骨ラーメンの概念が変わっちゃうかも。

そんな一杯ですたい。

店舗情報
豚そば 月や
福岡県福岡市博多区中洲2-5-2
19:00~翌3:00(L.O.翌2:30)
日曜・祝日 定休日


これで本当に終わりです。
ですが福岡のベスト飯はこれでもほんの一部でございます。
また機会があれば、次回はちゃんとご当地グルメを紹介しちゃるけん。
ではまた会う日まで。

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