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怖くて懐かしい東京

昨日から、出張で東京へ来ている。東京から沖縄に移住したのが1ヶ月前で、1ヶ月後にまた帰ってきているのもなんだか不思議な感覚だ。

昨日成田空港から帰ってくる間にすれ違った人の数は、きっとここ1ヶ月の間に沖縄で会った人の数をゆうに超えているであろう。やはり東京は巨大都市なんだと改めて実感。

個人的に東京は、あんまり好きではないし怖い。けど、長く住んでいたこともあってやっぱり懐かしい。怖さと懐かしさは、同時に存在する感情なんだと改めて知った。人が多くて怖い。電車の中ではみんなが怖い顔してるから怖い。情報も物も集まり過ぎて怖い。いろんな怖いがあるけれど、その怖さを長年ずっと感じてきたという経験が、その怖ささえも懐かしい気持ちにさせる。

怖いという感情はマイナスなもの、懐かしさというものはプラスなものというイメージがあるからこそ、両方の気持ちが私の中で同時に現れたとき、この気持ちはなんて表現しにくい気持ちなんだろうと、戸惑いが生じた。でも、人の気持ちなんて、全てが言葉で完璧に伝わるほどシンプルなものじゃないし、伝わってはいけないものでもあるんだろうなとも思う。

きっと来週沖縄に帰った時も、またなんとも言葉にできない気持ちにもなるのかもしれない。私はあと一週間の東京出張で、この気持ちがどう変化するのかが、楽しみだ。

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