【養育費はもらえるのか?】
離婚前の方には、その後の生活に大きく影響がある「養育費」
現状で、母子世帯で養育費の取決をしている割合は
42.3%
しかし、養育費を受け取っていない子どもの割合では
母子世帯は69.8%となっています。
(*平成28年度全国ひとり親世帯等調査)
となると、実際に受け取っている世帯は30%程度となるのでしょうか?
取り決めをしても、払わない、払い続けられない理由は様々で
収入が減少した、再婚をした等いろいろあると思います。
「養育費を払わないなんてことあるんですか?
自分の子どもなのに!」
相談の中でもこんな声が聞こえてきますが
「そもそも、子ども想いで、責任をしっかりとるような人ではないから離婚をするんですよね?」
というと
「確かに・・・」
ひとり親家庭の相対的貧困率(平均的な所得の世帯の半分に満たない所得レベル)
は50.8%にもなります。
充分な教育を受けられない
進学や就職のチャンスにも恵まれず、貧困の連鎖が生じる
(*男女共同参画局「共同参画」2019年2月号より)
養育費については、国の制度も少しずつ動き始め
自治体では、養育費を肩代わりするところも出てきました。
働きすぎて、身体を壊す母子家庭の母親は少なくありません。
養育費が支払われない場合、相手に給与などの収入があれば
差し押さえることもできます。
そのためには、離婚を口約束などで決めず、
裁判所の調停を利用したり、公正証書を作成するなどしてください。
さまざまな不安があると思います。
全国どこからでも、スマホがあれば相談ができます。
直近では7月30日(土)も空きがあります。
少しでも不安が少なくなるよう、
どうぞこの相談会を活用してください。
(なかじまともみ)
ゆうちょ財団ひとり親相談会(申込み↓)
https://soudan-yucho-f.rsvsys.jp/
今後の相談会の日程 1回40分
(11時~14時40分)
7月30日(土)担当 中森 FP
8月6日(土)担当 久保田 FP・社労士
8月19日(金)担当 奥田 弁護士
8月24日(水)担当 なかじま FP
8月28日(日)担当 中森 FP
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