日記;さだまさし

備忘録にて。

昨日(2020/05/24)の『行列のできる法律相談所』にて、さだまさしさんがゲスト出演していました。
自分は最近(ここ四、五年ほど)はめっきりテレビを見ることが少なくなり、見るとしても決まった番組のみ。
ちなに、日曜は鉄腕→イッテQ→テレビ消す、という流れですが、たまにそのまま付けっ放しにことがあります。


で、さだまさしさんが出演して漫然と見ていたのですが、途中、「償い」の話が出てきました。
裁判官の方が罪を犯した少年たちにさだまさしの「償い」について話をしたと。
その後番組内で流れた曲を聞いて、急にバーッと記憶が甦りました。
ちょうどその当時(2003年)、自分は小学3年生で学校の道徳の時間にビデオを見た記憶があります。
15年以上前に聞いた歌詞とメロディーなんですが、かなりの正確さで覚えていてびっくりしました。
まったく忘れていたというのに、曲を聞いた途端に思い出すって、村上春樹の『ノルウェイの森』みたいですが。

その後、「道化師のソネット」を巡って家族と「山羊座っぽい」「いやいや双子座では?」と意見を戦わせつつ、気になってさっそくさだまさしさんホロスコープを見てみると、1952/4/10でほぼ牡羊座と天秤座の二極化。
山羊座も双子座もかすりもしませんでしたが。


牡羊座っていうのはかなり意外だったのですが、特に牡羊座金星がゼロ度なのを見て何となく納得。
牡羊座のゼロ度はかなり特別な位置で、
ゼロ度や1度はそのサインのテーマを純粋に体現すると言いますが、
その中でも牡羊座のゼロ度1度はまったくバックグラウンドがないまっさらな状態です。
生まれたての赤ちゃん状態というか。
なので、この人ものすごいピュアで純粋な感性の持ち主なのではないかなあと。
(逆に午前生まれだと魚座の最終角度でこれもまたなんかすごい位置)

で、さらにそれが天秤座の星(月、土星、海王星)とオポ。
さださんの詩は人から聞いた話や体験をもとにして書いているものが多いのかなあと思います。
番組でやっていた「極光」とか「償い」とか、調べてみたところ「関白宣言」や「道化師のソネット」もそういう感じらしい。
天秤座はすごく聞き上手な印象があります。人たらしで他人との一対一の関係を担当するからか、俺様中心主義でいい意味でエゴイストの牡羊座の反対だからかな。

まあ、人から聞いた話だけじゃ詩にはならないわけで。
さださんも人から聞いた話(天秤座の部分)をもとに、自分で感じたこと(牡羊座の部分)をストレートに詩にしているのかなあと思います。
特に、水星と土星がオポしているのがなんとも。
感情的でなく人の気持ちに寄り添うことが上手いんじゃないかなあと。

ただ、初期の歌はどうしても暗いイメージがあるのですが、火星が蠍座に入ってるのが数少ない暗いイメージかなあと思います(笑)
翻って言うと、初期は歌を武器にしていたということなのかなあとも。

あとさだまさしさんで忘れてちゃいけないのがユーモアとトーク上手。
トーク集のCD買おうかなと本気で検討しました。
牡羊座と天秤座の星(特に水星と土星)と揃ってスクエアしているのが蟹座の天王星。
水星と天王星のスクエアはユーモアの才があると言います。お笑い芸人とか。
個人的には作家でも口が悪かったり批判が鋭かったり作中の人物描写にトゲがある人が多いような気がします(たとえばジェイン・オースティンやトルーマン・カポーティ)。ただし言ってることはすごく面白い。言われてる方はたまったものじゃないけれど。
そういえば、さださんも場合もブラックユーモアや自虐含めてですね。
人に対して言うと角が立つところを、自虐ネタにするのが優しさかなあと思います。
歯に衣着せない牡羊座の水星に超論理的で客観的な天秤座の土星なので、人に言ったらとても痛いだろうなあと思います(笑)

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