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【台湾あるある】5月20日=「愛してる」「告白」の日?

「520」という数字の並びは、日本の方にとってはあまり意味ないですが、台湾人にとっては、とあるメッセージになります。それが、「愛してる」です。

なぜ「520」=「愛してる」のか?


原因としては、いたってシンプルで、文字を使った語呂合わせです。台湾の言葉で「5」、「2」、「0」の3つの数字の発音は「我」「愛」「你」と似てるだからこそ、「520」が特別な意味を持つ数字になりました。

「520」応用編:「5201314」


1990年代に日本と同様に、「ポケベル」が台湾でブームを起こしました。数字でメッセージを伝えることは流行っていて、「520」のほか、さらにパワーアップした言葉もよく使われていました:「5201314」です。

前半の「520」は同じく「我愛你」、つまり「愛してる」という意味で、「1314」は台湾の言葉で「一生一世」と発音が似っているため、あわせて日本語で言うと「一生君を愛してる」という意味になります。

「ポケベル」がほとんど使われていない現在、「520」「5201314」という数字の並びは、過去の思い出の一つだけにすぎないでしょうと思われるかもしれませんが、実はマーケティングや広告PRのネタとして、まだ台湾でよく目にします。例えば、レストランが5月20日限定に割引でメニューを提供したり、各大手コンビニエンスストアもこの日を狙ってキャンペーンを開催したりしています。

この「愛してる」「告白」の日に、恋人でも家族でも親友でも片思いの相手でも、自分に対しても、「520」を伝えてみませんか(笑)


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