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我が家の夫婦喧嘩を大公開~対立からのやり直し

どんな前世の所業か、会社の代表をお義母さんと呼ぶ日が来るなんて・・・

どうも皆さん、こんにちは。
夫婦喧嘩=職と家庭を同時に失うというハートモードな結婚を選んだ、だいすけです。

初めましての方のためにも簡単にスペック紹介。

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・どん底人生だった10代にとある豪快なおばちゃんに出会う
・豪快なおばちゃんが経営する会社で住込み生き直す
・そこで出会い交際始めた相手はまさかの豪快なおばちゃんの娘
・彼女の母=会社の上司=別れたら家と職を失えるハードモードスタート
・3年の交際を経て結婚、1児の父。彼女の母からお義母さんへと難易度UP?!
・嫁の出産を機に義実家で1年半同居。お義父さんにはお世話になりました
・嫁の職場復帰を機に親子3人暮らしはじめる。現在子連れ出勤8ヶ月目

さて、僕がいかにハードモードな人生を送っているか自慢したところで、
早速、本題の我が家の夫婦喧嘩を公開しようと思う。


〇助けて!

俺「助けて!嫁が希望した晩御飯だって作りたいし、息子が泣いて過ごすんじゃなくて満足して過ごしてると安心だと思っているけど、料理しながら息子が満足して過ごすってのを同時に叶えるアイディアもなくて困ってるんだよ。」

嫁「大ちゃんが困ってるとは思わんかったよ。息子、こっちおいで。」

それまで、まるでサイレンが鳴るか様に泣いていた息子は、
父が「助けて!」と自分の気持ちに素直になることを応援していたのだろう、その一声をきっかけにピタッと止んだ。
そして健やかに遊び出す息子。な、なんだったんだ、この夫婦喧嘩は。

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〇事件は夕暮れ時に起こるもの

子連れ出勤8ヶ月ともなると、1歳半の我が子も父ちゃん子になるのか、可愛いもんだ。がしかし、可愛い可愛いばかりでまかり通らぬのが子育てか。

先日、仕事から帰ると
嫁「大ちゃん、疲れたから晩御飯作って」
と嫁から指令が入る。

俺も仕事で疲れてはいたけど、ご飯作るのは好きだし、ま、愛する嫁のためだものってご飯を作り始めた。
っで、作り始めたその時に問題勃発!

息子「うえぇえええん。」

この時点で既に仕事疲れ×嫁の指令×息子のサイレンというトリプルコンボに余裕をなくし、嫁に助力を求める。

俺「嫁よ、ちょっと息子みてて」

嫁「(身じろぎ1つせず)大ちゃんがいいって息子が言うっちゃけん、仕方ないやん(=自分でなんとかしろよと受け取った)」


〇仕事疲れ×嫁の指令×息子のサイレンのトリプルコンボで限界だったところに”非協力的”が華麗にカットイン=ぷっつんと何かが切れる音

日頃、気持ちを伝えようだのなんだのと教えてる立場ですが、そんなことはすっ飛ばし、感情的に溢れ出る怒り。以下、泥沼化する我が家の夫婦喧嘩をお楽しみください。

俺「ちょっと!こちとら1日、息子の面倒見て、嫁が疲れたと言ってるからせめて晩御飯作ろうとしているのに!ちょっとくらい息子の面倒見てもいいやん!まじで自分のことしかせんでから腹立つ!」

嫁「出たそれ。息子があんたがいいって言いよるっちゃけん、仕方ないやん。」

俺「って言って、自分が好きなことするための都合いい理由にしとるだけやん!昼間だって子どもの面倒見て、家に帰って来てようやく手を借りれるかと思ったのに、嫁は「私だって仕事で疲れたんだから1人の時間が欲しい。ちょっとゆっくりさせて。」と好きにしよってから!」

嫁「はん、昼間子ども見てるって言うけど、ずっと見てるわけやないやろ。あんただって昼間好きにしてるの知ってんだから。」

俺「実際に息子の面倒見てるかどうかが重要じゃない!1日中ずっと一緒にいるってのがなんか気が休まらんのよ!そんな旦那の様子を見て助けようとか思わんわけ?」



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〇しばしの黙想

こうして泥沼化するのがパターンだったけれど、
ここで先日の気付きを思い出した。

”気持ちを伝えるだけじゃ解決しない。”

「手伝わずに自分のことだけして腹が立つ」って、気持ちは確かに伝えたけど、これじゃあ解決しない。

じゃあどうするか?

自分の中にある希望を実感して、その希望に対する気持ちに思考や状況を交えて伝えるんだった。

・俺の希望は何だ?
嫁も息子も俺も満足して過ごしている
・俺の気持ちは?
困ってる
・なんでその気持ち?(思考や状況は?)
嫁が希望した晩御飯だって作りたいし、息子が泣いて過ごすんじゃなくて満足して過ごしてると安心だと思っているけど、料理しながら息子が満足して過ごすってのを同時に叶えるアイディアもなくて困ってるんだ。

しばしの黙想を経て、すぐにその場で嫁とやり直し冒頭に至る。


夫婦喧嘩にお詫びを添えて

「気持ちを伝えよう!」と長らく私たちは伝えてきました。
☞私たちって誰?という方はこちら
気持ちを伝え合うことで、それまでの人間関係が改善され大切な人との信頼が深まった親子や夫婦、職場を実際に目にしてきました。
一方で、大切な人との対立がより激しさを増す人やうまくいき始めたと思ったらまたすぐつまづきを感じる人も少なからずいました。

その違いはいったいなんだろう?

そこには、
”気持ちだけを伝えても人間関係は改善しない”という答えがありました。


自分の中にある希望を実感し、その希望に対して湧いてきたその気持ちに、思考と状況を交えて伝えるから、初めて相手に正しく自分のことが伝わります。

僕の夫婦喧嘩の例を見て頂ければ、その差はお分かり頂けたことと思います。

人がやり直す機会を何度でも与えるって言ってる僕たちが自分にその機会を与えています

豪快なおばちゃんこと、会社代表のあっこが言うには、
「気持ちだけを伝えたらいいだなんて言ってない!自分の状況・思考・気持ちを丁寧に伝えると言うてきた。だけど、私たちの伝え方が拙かったことも確かにそうだろう。何度でも人がやり直す機会を与えるのが私たち!
私たちにもやり直す機会を与えよう!」

そんなこんなで、僕たち自身が何度も何度でも自分にやり直す機会を与えて、家庭も仕事も等身大で生きています。

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