おしゃれな机って、自分で作れるって知ってた?
我々、人と文字には工作担当のMr.Iという男が所属しています。
巷では、世界がゾンビであふれたら一緒にいたい男、と呼ばれており(たぶん)、その辺にあるものでなんでも作るし、発電機とか自衛隊のテントみたいなものを軽々組み立てたりします。
冒険野郎マクガイバーかよ。
そんなMr.Iに、ある日一言もらしました。
「オフィスに、机欲しいんだよね」
そう、人と文字の使用オフィスには、家具が多くありません。
そうしたら「じゃあ、買い行く?」とのお誘い。
家具屋で買うのかな。と思いつつ「よし、行こう」と出発。
出発→到着
到着しました。
家具屋ではなく、ホームセンター。
材料を物色するMr.I。
木材から作るらしい。マジかよ。僕のオーダーは7〜8人くらいでミーティングできて、ラップトップで作業もできる大きさの机。
木材から…。発想がなかった。
なんて男だ。
さすがにそれだけ大きな木材は置いていないので、あきらめてニ○リ行くのかと思ったら、木の板をくっつけて欲しい大きさに増して製作すことが決定。
木の板マシマシで。
こういうの、事前打ち合わせとかなく、その場で決定していきます。
もういちど言います。なんて男だ…。
お目当ての大きさの板を見つけ出し、運びます。
続いてネジなどを選ぶ。
Mr.Iの鞄に小さなメジャーが入っていて、とてつもない手際のよさで板の厚みなどを計測し、ネジの長さを割り出していきます。
メジャーのさきっぽって、2mちかくだした状態で端にひっかけられます?
彼、できるんですよ。
なんと30分ほどの買い物で必要なものがそろいました。
手際よすぎーー!!
こういう、机の脚というのは別売りで販売しているんです。
原理上、この脚を板に固定すれば机の完成ですが、木の種類や材質で、曲がったり、変形したりします。
そのため、固定や補強などが必要。
ということで、補強するために、端材を必要な長さに切り出します。
ハッキリ申し上げまして、計測、切り出しなどの作業スピードが速すぎてまったくついていけません。
邪魔しても悪いので、ドクターペッパーを飲みながらソファーでくつろぎます。
こち亀って、巻数多いし面白いですよね。
そうこうしているうちにできました。
所用時間40分(2枚の板を接着剤でくっつける時間はのぞいて、実作業時間)。
ウソだろ…。実質1人で作ってたよ…。
木の板は交互にして、ちょっとおしゃれな感じに。
板2枚の間は接着剤でくっつけていますが、底面には補強となる端材を規則正しくネジ止め。
端材の両端は手をけがしないようにまるみをおびています。
脚は付属ネジでは板を突き抜けてしまうので、長さを合わせた別のネジを使用。
表面に水性のニスを塗ります。
何日か後に二度塗りして、表面のざらつきをならせば完成。
すごいクオリティ…。
買ったらいくらだろう。シングルベットくらいの大きさだから、10万円くらいかかるかな。
材料費、1万円くらいだぞ…。
とりあえず、今日はここで作業終了。
後日
一週間後、Mr.Iが補強の追加をするとのこと。
これが補強材。本来壁のラックをもうけるときの壁と板との接合部。
これを…
脚と机の間に…
固定して…
完了。
あつらえたようにぴったり。
合わなかったら熱を加えて曲げる予定だったんだって。
たき火?
そしてニスをもう一度塗って完成です。
まったくがたつきがなく、今も現役ばりばり。
机は作業をするのに大切な場所。
だけれど、お金を出すばかりが環境を整える方法じゃありません。
そう、
Mr.Iに相談するのが、一番だ。
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