ひとみーぬぢ99d

『宇宙に外側はあるか』を読んだ感想 マルチバース、解釈問題の不思議とロマン

1年程前に購入し読んだ本。
・宇宙に外側はあるか (光文社新書)

内容は宇宙誕生の仮説から、今議論されている最新の宇宙論まで幅広く、丁寧に解説されています。


宇宙物理学って未知で複雑な世界すぎて、知ってもよくわからないだろうなぁと思っていました。


しかしこの本は宇宙論の基礎や観測方法、エネルギーの種類などを非常にわかりやすく、優しい言葉で丁寧に説明してくれます。


ゆっくりと読み進めれば「そうだったのか!」と初めて知ることのできる興味深い知識が沢山あると思います。

ビックバンの謎、最新の観測方法、宇宙エネルギーの説明

前半はビックバンなど宇宙誕生の謎観測方法について書かれています。

その後、宇宙の仕組みエネルギーの謎について説明されます。


ダークマター以外にもダークエネルギーという正体不明すぎるエネルギーが真空中に満ちているそうです。

これらの質量エネルギーを活用できれば、エネルギー問題も一気に解決する可能性もあるとか。

私が一番興味があったのは後半の章、本のタイトルの通り、宇宙に外側はあるのか?という部分です。


マルチバース、量子論の解釈問題の謎


マルチバースや量子論について、研究者の間で議論されている仮説や可能性についてとても詳しく書かれています。

特に量子論の解釈問題についての議論がすごく不思議で興味深い。


量子論の結果は正しい。でもなぜそうなるの?が謎


量子実験の答えは正しい、という事実はわかっているけれど、どうしてそうなるの?という部分が謎らしいのです。

結果が観察されるタイミング、条件が明確に確立されていないのですね。

その謎を解くために立てられた仮説は4つあり、中でも、エヴェレット解釈という解釈方法が興味深いです。


エヴェレット解釈とは? 


わたしなりに超適当にかみ砕いて言うと、


人間の意識によって認識できたものだけが結果となり、認識外のものはたとえ存在していたとしても、結果として見えない、ということだそうです。

平行世界(多世界)パラレルワールドは存在する?


このエヴェレット解釈をすると今よく耳にする平行世界(マルチバース)の可能性も否定できなくなるのだそうです。

つまり認識できないだけで、別の可能性の(認識した)世界が無数に存在する(多世界)という世界観になります。

つまり、その人の意識で認識できる範囲のことだけが真実で、認識できなかったものは見えない⇒存在しない


だから結果が観測されるまでに謎の変化が起きても不思議ではないということなのかと思いました。

ひとみーぬぢ99d

そう考えると、幽霊が見える人とか、超くじ運のいい人がいることも少し納得できるような気がします。


つまり幽霊が見える人を認識できている時点で、たとえ自分は幽霊が見えなくても「幽霊が存在する可能性があると思っている」ということですよね。

意識の中にないもの、認識できないものは観測されないはずですから。

私達と全く違う方法で世界を認識している知的生命体のようなものがいれば、彼らの発見する物理法則を表す数式の内容も異なっているのかもしれません。それどころか、私達が普遍的だと信じている数学の体系すら、異なる論理で構成されているかもしれません。 論理的思考は人間の脳の中で行われるものです。それが人間の脳の構造に依存したものではない、と断言できるものでしょうか。
                     引用:宇宙に外側はあるか

また人間の認識と物理学の真実との乖離という点で、時間の概念についても説明されています。

時間は存在しない?

現在は次々と未来からやってきます。未来が過去へと押し流されている、その境目が現在というように感じます。
このような感覚は明らかに、私達が現在という時間しか認識できないことからきています。 過去から未来へと向かうすべての時間の中で、私達は現在という時間だけを切り取って認識しています。
そうすることでこそ、論理的な思考が可能になるとも考えられます。
論理というのは因果関係であり、因果関係に時間的順序は欠かせない要素です。 これをさらに進めて考えてみると、人間がこの世界を論理的に把握して生き抜いていくために、「時間の流れ」という物理的には存在しない概念を作り上げているのかもしれないという考え方もできます。 引用 宇宙に外側はあるか

あのアインシュタインも、『過去、現在、未来の区別は、どんなに言い張っても単なる幻想である』という名言を残していますよね。

ひとみーぬdじ999d

時間も空間も、科学的に裏付けされた絶対的な真実だと感じてしまうけれど、それらは私達の脳が論理的に把握できるような形に再解釈されているだけなのかもしれませんね。

うーん(´Д`)よくわからない。

パラレルワールドが存在する可能性はある


マルチバースの場合、無数の別の宇宙が存在することになるので、可能性の数だけ違う自分がいることになります。


これもすごい仮説ですよね。SF。

違う現実では私は超資産家に生まれて、セレブ人生まっしぐらなのかもしれない!?(゜∀゜*)←アホ

でもこの解釈も今の科学では否定できない仮説であり、可能性はゼロではないのだそう。前世や来世よりもロマンあるなぁ。

ただし、マルチバースの解釈をとると、自分の認識できる範囲のみの宇宙しか存在できない(つまり意識しか存在しない)という概念と対立します(別の次元の平行世界を認識することはできないから)。


異なる解釈で世界を見るというロマン


正直、物理学の世界でこれ程まで色々な可能性が仮説として出ているのに驚きました。

もしかしたらガイア理論のように、地球全体、世界そのものが何らかの一つの大きな生命体で、私達一人一人はそれぞれの役割を持った細胞や抗体のようなものだった、という可能性もあり得なくもない。

身体が存在するように見えるのは、論理的に解釈したがる脳が意識して作りあげた、ただの電気信号なのかもしれない。

人の個性はさまざまで、攻撃的な人や、慎重な人、敏感な人や鈍感な人がいる。


戦士として病原菌と戦う勇敢で快活な白血球がいたり、その白血球の暴走を止めさせるために慎重で疑り深い知識人細胞がいて・・。

シャルムうえいじいs

そんな風に、この世界を俯瞰して見てみるのも楽しそうだな、と感じました(^ω^) やはり宇宙にはロマンがありますね。


この本の著者さんは科学者でありながらも、難しい事柄を教師ようにわかりやすく説明し、作家のように魅力的な文章で読者を導いてくれます。


こんなに優しく、詳しく書かれた宇宙論の本はなかなかないと思います。買ってよかった本です。また読み返そう(´・ω・)


☆量子論や解釈問題などの点は私自身全く理解できていませんので、正確な情報をお調べになることをオススメします(´Д`;)ムツカシィ~

追記:2020年

この記事を書いたのは約5年前です。

私はこの本の量子論や時間の概念に興味を持ち、その後もNewtonなどの専門雑誌を購入していました。

時間という概念が幻想である可能性が高いことはもちろん、

シュミレーション宇宙説超ひも論など、原理は私の脳内スペックでは理解できませんが、科学者たちが本気で研究している対象であり、ただのSFやスピリチュアルではありません。

少し変な話をさせてください。

その後、エヴェレット解釈に興味を持った私は「自分の意識によって世界が本当に変わるのか?」を試してみたくなり、1000回アファメーションというものに挑戦しました。

1000回アファメーションとは、自分の望むことを1000回唱え続けることで、潜在意識に刻印させる、というものです。

私は金運を上げたかったので、お金がどんどん流れ込んでくるという感じのアファメーションを2時間位行いました。(合計1000回以上)

最後の方になって、一瞬、お金が頭上に降り注いでくるような幸福感を感じました。

その後、スマホの画面を開いてメールをチェックしたところ、なぜかメール日付が私の誕生日の日付になっていました。(私の誕生日は冬で、その時は夏でした)。

「なんだこれ?おかしいな~」と思いながら、画面を更新すると、

「宝くじ当せん金の入金がありました」という通知が。

宝くじ

もともとナンバーズ4で同じ数字を毎日一口だけ継続購入していたのですが、それが当選したようです。

ストレート当選だったので、当せん金は40万円以上です。

それまでに宝くじ系は1000円台の当選しか経験したことはありません。

さらに驚いたのが、当せんした日の約1年半前に、夢で「8月26日に宝くじに当選します」という声がはっきり聞こえて、その日付をメモっていました。

結局その年の8月26日には当せんしなかったので「ただの夢か」と思っていましたが、ナンバーズ4が当選した日付を見ると・・

宝くじとうせん

この通り、夢のお告げと同じ日だったのです。

その日はなんだか怖くなって、家中の鍵を閉めて布団にくるまって寝ました。


私はもともとリアリストなほうです。

大抵のことなら「単なる偶然でしょ」と流していましたが、偶然では説明できない出来事を経験し、

もしかしたら、本当にこの世界は人間(自分)の認識により作られているのかもしれない・・と感じた出来事です。

変な話をしてすみません(;´д`)

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