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40社×20タイトル以上Wantedlyで作成してみてわかった企業をより魅力的に映す方法 〜4P分析から導く企業の強みと3つのテクニック〜

今や 25991 社(2018年11月21日時点)が導入してるビジネス SNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」。
導入コストも3万円からなので非常に良心的で、ベンチャー界隈で使ってない企業はないんじゃないか?と思うほど人気の採用ツールです。

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ただ、企業概要や求人作成、社員インタビュー etc... 他にも諸々ありますが、これらを全て企業側で作成しなければいけません。
その中でも、毎回頭を悩ませるのが求人タイトルの作成。
ユーザーは基本的には、求人ページ→企業ページへアクセスします。つまりユーザーが一番最初に目にするのは、募集している求人のタイトルであり、こちらを侮ってはいけません。

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申し遅れました。
8月からポテンシャライトにジョインした黒須(@hitmeeeeenです。
※黒須の詳しい自己紹介はまた別の機会にして話を戻しますね。
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なぜこのタイミングで唐突に自己紹介をしたかというと、8月にジョインしてから、これまで40社以上のWantedlyのタイトルを作成してきました。そして、各企業のタイトルにおけるPV数も計測してきたことで傾向も見えてきました。
そこで、黒須が思う企業を輝かせるタイトルの作り方をいくつかお伝えします!


◆はじめに

基本構造についてですが、Wantedlyのタイトルの文字数制限は、37文字
この文字数を多いと捉えるか少ないと捉えるかを各々違うと思いますが、ちなみにWantedlyの他によくポテンシャライトで運用をお願いされる求人媒体のタイトル文字数はこんな感じです。

Green:120文字
キャリトレ:100文字
(はい、長いんです。もはや会社概要書けてしまいますね)

とはいえ、37文字でもある程度自由度は利きます。
また、Wantedlyはタイトルに使ってはいけない表現もあります。


・限定的に区切った条件
(未経験、副業、時短、急募、リモート、限定、応募資格etc.)
・No.1、業界初 といった優位性を示す表現
(もし使う場合は、出典元を明記は必須。不当表示に当たらない範囲で掲載しなければいけない)


などなど、他にも細かい制限があります。こちら詳細に関しては、Wantedlyから出ています「コンテンツ・クオリティ・ガイドライン」をご参照ください。
https://www.wantedly.com/about/guideline


◆事前準備!自社の魅力はどこにある?

企業によってそれぞれカラーはあります。

 理念・ビジョンがユニーク!素敵!
 事業内容が唯一無二!ニッチなサービス!
 社長の経歴が面白い!メンバーが最高!
 一風変わった福利厚生があります! etc.

入社する方が何を魅力に感じるかは人それぞれであるため、一概には言えないですが、人が組織に共感する要素として、4つの「P」があるといわれています。

 ① Profession=仕事・事業
  
組織の活動に対する魅力
 ② People=人材・風土
  
構成員と接する事で得られる魅力
 ③ Philosophy=理念・目的
  
組織のビジョン・目的に対する魅力
 ④ Privilege=特権・待遇
  
組織に属する事であられる特別な権益に対する魅力

4Pのどこに重きを置いているかは企業によっても違います。

マッキンゼーであれば「仕事内容」
リンクアンドモチベーションであれば「理念」
サイバーエージェントであれば「人」
サイボウズであれば「働き方」

といったように、それぞれ自社の魅力をプッシュしています。

自社の魅力はどこなのか。
まずは、魅力となるキーワードを4Pにそって洗い出してみましょう!
※ちなみに企業の魅力の打ち出し方に関しては、先日弊社代表山根が執筆した「ポテンシャライト流 採用ブランディング手法」に詳しく記載されておりますので合わせてご一読くださいませ!

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◆実際にタイトルを作る上での3つのポイント

ここからは、私がタイトル作成時に意識しているポイント3点を述べていきます。

と、その前に!
Wantedlyのイメージって、大企業よりもスタートアップやベンチャーの方が活用しているイメージありますよね。にも関わらず結構残念なタイトルがしばしあります。例えばこんなの。

急成長ベンチャーにてアグレッシブな営業マンwanted!

うーん。
このタイトルからだと、とりあえず成長しているベンチャーなことくらいしかわからない…とならないように工夫していきましょう。

(1) 「何をやっている企業か」一目でわかるように
先ほどの例だとベンチャー企業であることはわかるのですが、全く何をやっている会社かわかりません。ちなみに「中途採用」+「セールス」の新着求人だけでもこんなにあります。

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Webメディアの特性は検索媒体であることであり、求人媒体に関しても同じです。「読む」というより「探す」感覚に近く、その探すにかける時間は1秒以下。一瞬で決まるのです。
5114件の中からクリックされるためには情報の分かりやすさは極めて重要です。つまり、Wantedlyユーザーに「何をやっている企業なのか」をとにかく分かりやすく伝える必要があります。ですので、やっていただきたいのは下記!
 ・御社はどの業界に属するのか
 ・どんなサービスを提供しているのか

当たり前のように思えるかもしれませんが、まずはこの部分をはっきりさせるところから始めましょう。


(2) ペルソナに訴求する
これは全てにおいてだと思いますが、必ずターゲットを決める必要があります。求人を出すということは、必ず「求める人物像(=ペルソナ)」がいますよね。

例えば、今ポテンシャライトでも密かに採用活動を行なっているのですが、求めているペルソナはこんな方です。

人材業界に疑問を持っているあなた!当社でベンチャーを輝かせるコンサルタントになりませんか?

このように、ほしいターゲットを絞った求人の場合、この仕事をすることで何が得られるのか、どうなるのか、という想像まで膨らませてあげられるとベストです、さらにターゲットがどのようなキーワードを入れて検索しそうかを考えた上でタイトルに入れ込むことが大事です。


(3) 具体的な数字を用いる
冒頭でも少しお話しした通りWantedlyでは、「No.1」といった優位性を示す表現はガイドラインに引っかかってしまいます。しかし!具体的な数字を入れるのは全くもって問題ありません。

急成長ベンチャーにてアグレッシブな営業マンwanted!

売上前年比500%ベンチャーにてアグレッシブな営業マンwanted!

どうでしょう?数字を入れた方が前者より信憑性が増しますよね。

タイトルに入れると良さそうな数字は
 ・業界全体の市場規模
 ・売上成長率
 ・登録ユーザー数
 ・資金調達額

などなど、このあたりの数字は細かくチェックしています。私個人としては、数字で企業を語れる準備はしており、よく4つの数字を用いてお話しします。

Wantedlyは『共感で仲間とつながり、はたらくを「面白く」するプラットフォーム』であり、給与の記載はしていません。ビジョンや想いを全面に打ち出し、魅力的にPRしています。しかし、それ故に「素敵なビジョンだけど、実態が見えないな…」と今ひとつ転職に踏み切れない方もいると思います。だからこそ、具体性を持たせるために数字を盛り込むことは必要なのです。


◆実例!作ったタイトルを分析してみた

実際に今、採用のご支援をさせていただいているセンセイプレイスさんの求人タイトルを用いて分析してみました。

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(0) 前提条件
センセイプレイスさんは、一人ひとりの学び方をカスタマイズする「オンラインコーチ」の大学受験サービスを行っている企業で、こんなペルソナの方を求めていました。

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【募集職種】
カスタマーサクセスマネージャー/教室長
【職務内容】
大学生コーチたちの統括
【求める人物像】
 ・社会人5年目くらい
 ・大学受験を経験している
 ・本当は教育に興味あるけど、一般企業に就職した人 etc.
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このような前提条件がある中で、20分間ブレストし…

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全部で44個のタイトルを作成しました。
(ちなみにWantedlyのご支援に入る際は、1企業様平均20-30タイトル程度作成しています)


(1) タイトルを分類する
44個のタイトルを分類してみる以下のようになりました。
先ほどの「4P」に加え、今回の「カスタマーサクセスマネージャー(教室長)」という求人の特性上、最初の段階で教育に興味がある方に絞りたかったので「※ペルソナに訴える」という項目も追加しました。

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判断に迷うタイトルもありましたが、センセイプレイスさんの場合は、事業内容理念に偏っています。つまりこの二つの項目が強みになります。

表をみると、人材・風土のタイトルが少ないですが、ここに関しては社長の人柄や役員陣の経歴に個性があるような企業だと増えたりします。
※センセイプレイスさんの場合、たまたまこちらにフォーカスしたタイトルが少ないだけで本当に素晴らしい方々が素晴らしい事業を創っています。

例)創業メンバーは全員元リクルートトップセラー!成長したい若手営業募集!

また、一風変わった福利厚生があるような企業であれば、特権・待遇をプッシュしたタイトルが多くなります。ベンチャー企業だとあまり福利厚生を一番にアピールしているところは少ない傾向にありますが、例えば、リモートワークや社食無料などといった働き方をプッシュしている企業だと、タイトルにしやすいかもしれませんね。

例)場所を問わず自由に働ける!読者を引き込むWebライター募集!

ここで最も伝えたいことは、この偏りは決して悪いことではなく、偏り=企業の最大の魅力であるということです。
この偏りに対して、いい部分を前面に出すことも正解ですし、反対に足りない部分を足していってバランスの取れた広報をすることも正解なので、ここは複数名で意見を出しながら方向性を決めてほしいと思います。


(2) 実際に反響がよかったタイトルの傾向をみてみる
せっかく44個タイトルを作成したので、こちら毎日新規求人を作って公開し、どんなタイトルがバズるかPV数を基に検証してみました。

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なお、ここでは反響があるの定義は、「求人公開した翌々日のPV数が30PVついていること」とします。
それに基づくと、下記5タイトルが反響があったといえます。

①学校の先生よりももっとおもしろいセンセイになってみませんか?
②将来の日本を背負う学生向けのコーチング統括を行っていただきます
③最新EdTech!学生を一番近くで支えるセンプレの新しい顔大募集!
④人生をひっくり返すような体験を一番近くで見守る教育長wanted!
⑤学生が全力で夢を追いかけられる環境を一緒に作りませんか?

この5タイトルはどこに分類されていたかというと、こうなります。

①学校の先生よりももっとおもしろいセンセイになってみませんか?
 ⇒「理念」共感

②将来の日本を背負う学生向けのコーチング統括を行っていただきます
 ⇒「事業内容」共感

③最新EdTech!学生を一番近くで支えるセンプレの新しい顔大募集!
 ⇒「事業内容」共感

④人生をひっくり返すような体験を一番近くで見守る教育長wanted!
 ⇒「理念」共感

⑤学生が全力で夢を追いかけられる環境を一緒に作りませんか?
 「理念」共感

上記から、センセイプレイスさんに興味がある方は、「理念」と「事業内容」に共感していることがわかります。
つまり、「企業側が打ち出したいポイント」「求職者が魅力と思っているポイント」に差異がなく整合性が取れていると言えるでしょう。

実は、企業と候補者が魅力に思うポイントの整合性が取れたタイトルを作成することは意外にも難しいのです。
整合性が取れていないことで、母集団形成ができなかったり、せっかく応募が来たにも関わらず、面談時に詳細を聞いて双方がミスマッチと判断してしまったり、入社後にギャップが生じて早期退職というケースも少なくはありません。

企業としてプッシュしたいポイントは、果たして同じように候補者も魅力に感じているのか?こちらは職種によっても魅力に思うポイントは変わってくるので、随時アップロードしていきましょう。


終わりに

タイトル一つで、コンバージョン率が大きく変わります。
5114件の中からクリックされるためには、37文字で最大限自社の魅力を伝えなければいけません。

ここまで「自社の魅力を引き出すための方法」「魅力的なタイトルの作り方」を述べてきましたが、簡単なようで結構考えることが多いですし、時間もかかるので、実際そんなマンパワーはないというのがベンチャー企業の本音です。

「なかなかほしい層が取れない…」
「そもそも採用広報の打ち出し方がわからない…」

そんなベンチャー企業様必見!ポテンシャライトにはノウハウあります!まずはDMでも構いませんのでお気軽にご相談くださいませ!

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Potentialight, Inc. / HR Consultant 🚀 94年茨城県産。スタートアップたのしい世代(仮)。生粋の人たらしです。
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