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1冊の終わりがくれた問いとともに


人の腰は重い。

昔もいまも、基本的にずっとそう思っている、いるけれど。

超えていくのです。自分で。


言葉の企画、第4回の講師は、林健太郎さん(https://twitter.com/KentarooH?s=20)でした。

(言葉の企画についてはこちら)

林さんは、劇団ノーミーツを企画・運営されていた方で、講義前から楽しみにしていました。(むこうのくに、最高だったなぁ)

https://nomeets2020.studio.design/


出された課題はこちら。

企画生が5人1チームになり、
自分たちが本当にやってみたい企画を一つ、企画書にまとめてください。
イベント、作品、展示、なんでも可です。
(2020年に、本当にやる企画を考えてください)
(他のメンバーや何やらを巻き込むも可)


企画メシ2016の企画生でもあった林さんは、企画メシイズムをまさに体現しているような方でした。

企画メシのときのエネルギーあふれる自主制作の数々が、いまの劇団ノーミーツにまで繋がっていて。「積み重ねで、今がある」という言葉、その軌跡と重みにエネルギーを頂きました。


だけど、いや、だから。

ずっと心にあった今回の課題への消化不良感に、講義後パソコンの画面を閉じてから、改めて向き合うことになりました。

これから、なんだ、と。

講義後にちゃんと終わっていた第3回までとは違うんだと。

noteがまとまらなかった理由もそこで。まだ動き出していないチームの企画について、嘘をつかずに書くことはできない。

だって、まだ手を動かしてないから。

そもそも、書く必要あるのかなぁ?とまで思ったけれど、熱はいましか残せない。決意表明のために書いています。

これから、私たちのチームは、企画書マジックから目を覚まし、「本当にやりたいか?」を問い続けることになります。また、「どうやったら伝わるか、手に取ってもらえるか」という問いにも、苦しめられると思う。

まだなにも、創まっていない。


そんなところで圧倒されていた講義後の私に、阿部さんが感動メモに書かれていた言葉が響きました。

ハヤケンに言い続けてきたのは
口ばっかり達者になるな、やれよ。
ちゃんとやれ、とにかくやれ、楽しくやれ。
でした。


やらなきゃいけないことを後回しにしてでも、自分の生活の首を絞めてでも、それでもやりたいと思うことに「出会える」人が、幸せだと思っていました。

出会うんじゃなくて、手を動かして、「見つける」ものなのに。散々学んできたはずなのに。

いまの私でも充分やりたいと思っているチームの企画だけど、アレンジできるところをこれから「見つけて」いくのです。チームよりもなによりも、私のために。最後までやりきるために。


少し話がそれますが、

私の手元には、言葉の企画のためのたからものがあります。

出された企画書や、なぜ感動したのかという私の心の動き、講義中のメモやその後の言葉などを書いていて、心が折れそうになった時や、なにも企画できない!というときのよりどころにしています。

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講義後、林さんと阿部さんのFBをみて、改めて今回の企画書への気づきや感想をひとつずつ書いていたところで、そのノートの最後のページが埋まりました。

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自分なりに、言葉の企画に関する全てをメモしていたノートだったので、1冊が終わったことに達成感はあったけれど、心に残るのはひとつの問いかけ。


私は動けているだろうか?


書いて学んだ気になっていたかもしれない。ノートに問い直されたようでした。

改めて、

座学ではなく、頭ではなく、行動し通せる人に。

やりたいと思ったことに、最後まで責任持てるように。

思考してから、重い腰をよっこらしょと持ち上げるのではなく、思考しながら、腰も手も動かせる人に。

少しでも違うと感じたら、納得のいくまで企画を高めていきたいし、

手を動かしてみる、企画を実現させてみるフェーズを、心から楽しんでやろうと思います。

たからものを抱きしめながらも、顔を上げていくのです。


そして、

動きだすのはきっと、私だけではないはず。

これからぞくぞくと表に出てくるであろう企画の渦に圧倒されたい、言葉の企画の一番のファンでい続けたいという気持ちと、

私も負けないぞ、という気持ちが心をはんぶんこしています。


学び合うことにゾクゾクし続け、渦中にいられる幸せをかみしめながら、残り3回、そしてその先へ繋げていきたい。



最後に

手を動かすという学びは、課題を飛び出して、私の日常にも羽を伸ばしていて。

このnoteを投稿した後も、大学の友人との思いつきでできた企画を実現させるための準備をしてきます。(この企画のこともいつか書きたいな)

小さくても、いま私がやりたいことを、やる。

それを続けていく先に、未来が見えてくると信じて。

くーーー、深夜2時、ワクワクしてきたぁ!




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