帰国してから

 今は神戸の実家で過ごしています。急に状況が変わってバタバタと帰国したため、しばらくは頭が整理できずにいました。ドイツでチームメイトとトレーニングしている夢を見ることも何度かありましたが、世界の状況をみると、すぐに帰国して良かったなと思っています。

 トレーニングチームも一時解散となり、各自でトレーニングを行っている状況ですが、コーチは毎週みんなのトレーニングメニューを作成してくれています。時には「こんな風にやってね!」とコーチ自身のトレーニング映像も。私も今の環境でできること、できないこと、自分のコンディションなどを伝えたり、映像を送ってアドバイスをもらったりしながら進めています。一人では不安になることもあるので、本当にありがたいです。

 その中でも一番言われることが「健康を保つこと」。体調を崩した人がいないかを確認しながら、無理のない範囲で行うように言われています。そして「今行っていることが必ずシーズンに繋がるから」と。多くの試合が中止や延期になり、先が見えない状況ではありますが、逆にじっくりトレーニングを積むチャンスだと思っています。

 また、通っていた語学学校はオンライン授業に変わり、日本でも受けられることになりました。帰国していることを伝えると、時差を考慮して授業時間を調整してくれ、大変な状況なのに、みんな温かいなと感じます。

 さらに、五輪が来年に延期になり、心の中ではほっとした気持ちです。ここ数週間は、どこか心が落ち着きませんでした。それは、ドイツでは「この状況でオリンピックはどう考えても無理。延期すべき。」という雰囲気でしたが、帰国したら予定通りシーズンが行われる雰囲気だったからです。「リスクを冒してでもシーズンに向けて準備するべきか?」「いや、試合などしている場合ではないのでは?」と迷うこともありましたが、予定よりも早く決定してくださって、助かりました。

 今シーズンはどうなるかわかりませんが、個人的には今は、無理をして試合を開催する必要はないと思います。冬に作ってきたものを発揮したい、早く跳びたいという気持ちは山々ですが、今はそんなことを言っている場合ではありません。どんなに自分が良い記録を出せても、その試合によって感染が拡大してしまったら、、、誰が喜べるでしょうか。今は踏ん張り時だと思います。

 もちろん自己ベストを更新するという目標は変わりません。もし今年中に試合が開催できる状況になったら、そこで発揮できるように準備を進めて行きます。その時は、ぜひ競技場に観に来てください。よろしくお願いします☺


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陸上競技(走幅跳、三段跳)、和食山口所属、ドイツ:ケムニッツ在住(一時帰国中)。今は選手として「どこまで遠くに跳べるのか?」を追求しながら、「挑戦の楽しさ」や「心身の健康の大切さ」などを発信していきます。
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