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1.「共通点」をつくるライブラリーを育てよ

こんにちは。福岡のシェアオフィスHOOD天神でコミュニティマネージャーをしている脇山理子と申します。このマガジンは、場づくりに必要な10ヶ条をハード面、ソフト面それぞれにつくってみようというマガジンです。

私は、今回のマガジンでソフト面を担当するということで、場づくりに必要なコンテンツやイベント、コミュニケーション....などを中心に綴ってみようと思います。

さて今回は、初回のブレスト会議で「本」のテーマに触れたので、場づくりの中での「本」という役割を考えながら、その可能性を考えます。

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「本」は、個性を表す洋服のようなもの

本は、みなさんにとってどんなものでしょうか。私は、本を見るとワクワクするし、タイトルや表紙を見てインスピレーションが湧いたりします。そうやって考えを深めたり、自分の世界を広げてくれるのも本の1つの役割ですが、もう1つ役割があるように私は思います。それが、「個性を表すアイテム」であるということ。

例えば、洋服箪笥に入っている洋服を見れば、なんとなく「この人はこんな人なのかな」と想像できることもあります。同じように、人の本棚や持ち歩いている本を見れば「もしかして、この人はこんな系統の本が好きなのかな」とか「こういうことを常に考えている人なのかな」と想像できるのではないかと思うのです。

つまり選ぶ本によって、ある程度個性が出てくるアイテムであると同時に、「共通点」になりやすいアイテムでもあります。

あの人が選んだ本なら読んでみたい。

そんな「本」というアイテムが共創空間に必要な理由は、3つ。

①アイディアを生む
②場の個性を表現する
③共通点から仲間をつくる

ここでポイントにしたいのは、②と③。

②場の個性を表現するという意味では、例えばシェアオフィスやコワーキングスペースに入った時に、「〇〇な系統の本が多いな」と感じることはありませんか。

例えば、このnoteを一緒にかく相棒のもりや氏のシェアオフィスにはやっぱり「建築」関係の本がずらりと並んでいるし、私が働いているシェアオフィスHOOD天神は、「働き方」や「まちづくり」「福岡」の本が多かったりします。(あと、カルチャー雑誌なんも多い)

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その空間の舵取りをするのに、「本」というアイテムは必要不可欠なように私は思っています。

そして③つ目が意外と重要で、共通点から仲間をつくることができると思います。これは、ブレスト会議でも多々出てきましたが「あの人が読んでいる本なら読んでみたい」という感覚。

私もインスタグラムで仲のいい人や尊敬している人がアップしている本が気になって、購入することもあります。そんな風に、価値観や関心ごとが似ている人の本が気になるということは、必然として同じ系統の本が好きであるという可能性が高くなるということだと思います。

だからこそ、コミュニケーションを生む1つのきっかけとして「本」というアイテムは可能性のあるアイテムだと思うのです。

「本」がコミュニケーションの第一歩になるアイディア

そうなってくると必要になるのは、その本をいかに人と繋がるためのコンテンツ(=価値)に変えるのか、ということです。ここでは、2つのアイディアを紹介したいと思います。

1つは、私のシェアオフィスで実際に行った「小さな図書館」というコンテンツ。これは、まちで活躍をするプレーヤーにあるテーマに沿って3冊の本を選書してもらいます。例えば、「始める」「クリスマスに贈りたい絵本」 など。その本をその場で楽しんだり、同じ本をもとに読書会をしたり、ワークショップをしたりと、同じ共通点を探しながら人と繋がるというイベントを企画しました。見ず知らずの人でも同じテーマに関心があったり、同じようなことを考えている人と出会うと、打ち解けるスピードは早く、コミュニケーションのきっかけになったので、ご紹介します。

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そしてもう1つは、調べている時に見つけたのですが、まちなかで昨今増えつつある「まちの図書館」ならぬ私設図書館「マイクロ・ライブラリー」

お互いに本をシェアしあって、本をきっかけに場と人、人と人が繋がるという流れ。これは、実はいろんなところで発生しているようなのですが、こちらの記事では、その繋げ方(=本の設置の仕方)も細かく分類していたので、参考になるなと思いました。

特に「テーマ目的思考型」の選書なんかは、同じ共通点を見つけやすい(=個性の強い)場づくりができそうだと思います。そこまで尖らせなくとも、シェアしあってつくる図書館から人のコミュニケーションが生まれ、誰かの居場所になる可能性があるならば、場づくりという観点からは必要不可欠だと思いました。

「本」とは奥深いもので、まだまだこのアイテムで記入できそうですが、今日はここまで。

読んでくださってありがとうございました!

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【HITOMAZ編集会議】場づくりのための10ヶ条

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