5月17日は世界高血圧デー
5月17日は世界高血圧デーだそうだ。
高血圧にならないように管理しよう!ということだろうか。
わたしの祖母は血圧が高くて、降圧剤を服用していた。
自宅から遠く離れた病院に通っていたが、腰が痛くなってきて通えなくなってから、近所の産婦人科で薬を出してもらっていた。
思い返すと、なぜ、産婦人科に通うようになったのか不思議なのだが、当時は、当たり前のように思っていた。
ある時、主治医の先生に認知症の相談をしたらしい。
その時に主治医が「おばあちゃんは、ずっとシャンとしてるよ。そして、いつの間にか息をしていなかったって状態だから安心して。ボクが最後の脈を取りに行くからね」と言われたらしい。
祖母は「そんな死に方だったら良いね~」と笑っていた。
その1年後に、主治医が突然亡くなった。
祖母は「おばあちゃんの脈を取りに来てくれる約束だったのに、みんな、お祖母ちゃんを置いて先に逝ってしまう」と寂しそうだった。
それから、どこで降圧剤を出してもらっていたのだろう?
飲んでいなかったのだろうか?
だからなのか、何度も血圧が高くなって救急車で運ばれていた。
最高血圧が250を超えた時は、座敷の真ん中で倒れていたらしく、父は一人残されたと思いこんでへたり込んでいたらしい。
でも、救急車で運ばれて、その日のうちに帰宅できた。
高血圧は危険だと聞いていたが、祖母を見ていて本当に大変だと感じた。
わたしは血圧が低い。
年齢が上がると高くなってくるらしいが、今のところ、まだ低い。
血圧が高くならない食事を心がけたいが、野菜は食べるの面倒だし、果物は食べるタイミングが分からない。
唯一、海藻類は自分なりにたくさん食べていると思う。
祖母が生きている間に、もっと食事や薬やなんやかやに気を遣えば良かった。
それでも、祖母はとても長生きした。
ありがたい。
感謝いたします。