ロンドンぶらり(笑)上空映画編

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今回は厳密には「ロンドン」でも「ぶらり」でもありません。まあ番外編といった感じで。

ロンドンまでの往復は、直行便でしたので、片道で12時間前後、機内のエコノミークラスのシートに括りつけられてます。なので、他にやることもないので、ひたすらモニター画面をにらんでいました。

そこで見たほとんどは、圧倒的に暇つぶしになる、映画。では、ロンドン旅行の行き帰り、上空1万メートル(推定)で見た映画をざくっと振り返ってみましょう。

「アメイジング・スパイダーマン2」

見はじめてから何となく違和感を感じたので「何だろう?」と思ってたんですが、やがてわかりました。前作の「アメイジング・スパイダーマン」を見てなかった! 私が見ていたのは、その前のサム・ライミ監督版「スパイダーマン」(2002年)だったんですね。道理でところどころ「は?」になったわけだ。ちゃんと前作も見て、補正しておかなきゃ。

「ロボコップ」

もちろんリブート版の方。ロボコップのデザインはカッコイイし、面白い映画なんですが、オリジナル版(1987年)が大好きな身としては、どうしても点が辛くなる。クライマックスの「お前なんか××だぁー」がないとね。そもそも主役が、私の好きなピーター・ウェラーじゃないだけでも大減点なのに。

「ダイバージェント」

それなりに見せるディストピアSFなんですが、どうにもお話が青臭い。原作小説は読んでいないのだが、これヤングアダルト向けのお話じゃないのかな。人類文化壊滅後の世界を描いた壮大な風景(シカゴ?)を見せてくれるけど、ストーリーそのものは、テレビシリーズくらいのスケール感だな。

「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」

こちらは、前作も「アヴェンジャーズ」もばっちり見ていたので、問題なし。とはいえ、やっぱりCG盛り盛りのアクションは、どうにも好きになれない。痛さが伝わってこないんだよなあ、アクションで。でも、シリーズの続きがあったら、たぶん見るな。レンタルで。

「ノア 約束の舟」

すいません、キリスト教徒でない私が見てはいけなかった気がします。聖書の詳しいお話しとか、考えてみたら全然知らないんで、単なる頑固おやじが家族に迷惑かけるだけの映画に見えました。

「謝罪の王様」

どうせテレビバラエティに毛の生えたくらいのものだろうと、いちばん期待しないで見たのに、今回見たなかでいちばん面白かったという皮肉な展開。すいませんでした(笑) ちゃんと劇場に見にいけばよかったな。予告だけは、ずいぶん見てたんだけど。「あまちゃん」もおもしろかったんだし、反省して、クドカンの次の映画は、見にいこうと思いました。忘れなかったらね。

見たのは、以上の6本。

それにしても、飛行機の機内上映って、どうしてこう新作ばかりなんだろう。当たりはずれのない定評ある名作とかうを上映した方が、私だけじゃなくて、ふつうのお客も喜ぶんじゃないのかと思うが。年寄り客だって多いんだからさ。権利的にむずかしかったりするのかな。

ついでに、ホテルのテレビでやってたこの映画も、寝転がったままチラ見しました。

「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」

全部見てないんであんまり詳しくは言いませんが、最近のコメディ映画って、どうも面白くないな。ギャグがスベるんだよ……とか文句言いながらも、けっこう見てたので、こいつも今度ちゃんと最初から見直そうかな。ヒマがあったらね。

今回は向こうで映画を見る機会はなかったのが、ちょっと残念でした。

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