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10年後「学校」という場所はない。


ある日のパパ、ママと娘の会話。
・パターン

こども:
「パパー昔って学校ってところがあったのー?」

パパ:
「そうだよ。パパの時代は先生って呼ばれる人から勉強を教えてくれたんだ。パパの時代は朝から晩までみんな同じ場所に集まって勉強していたんだよ。」

こども:
「へー、朝から晩まで同じ場所で勉強だなんてロウヤみたいだねー。私は絶対いやだな!」

・パターン②

こども:
「ママーみて!ドリル全部終わったよ!」

ママ:
「おー偉いわね!でも勉強もいいけどもっとちゃんと遊びなさいね!!」


今書いたのは10年後の親子で行われている会話をイメージしました。笑

僕は10年後、
学校という場所はなくなっていると思います。

というよりなくしていくべきだろうなぁだと思っています。

10年後は言い過ぎかもしれませんが
学校という場所はいずれ確実になくなっていくはす!

これは僕が学校営業を半年間やってきて思ったことです。


以前のnoteでも何度か触れていますが僕は普段社会課題の現場を訪れるスタディツアー、ワークショップを学校向けに営業しています。

その中で今まで100人近い先生方とお話しました

僕は普段先生とお話する中で
「先生は将来生徒にどうなってほしいですか?」

という趣旨の話を必ず聞いていてその答えで先生の個性がとてもわかるんですよ、、

受験勉強の成功がすべてと思っているのか、それともその子が幸せならなんでもOKなのか。先生によってほんとに違っていて面白い。

そして僕がその中でも印象に残っている方が何人かいて

➀ 
にわ:
「先生は生徒にどうなってほしいですか?」

先生:
「私は生徒に自分たちで課題を探して行動できる人間になってほしいです。そのためには先生が教えるというスタイルはもう古くて将来的には学校というものをなくしたいです。」

学校の先生が学校をなくしたいという衝撃的な発言に正直驚きました。


にわ:
「学校で新しいプログラム入れるまでって時間かかりますよねー」

先生:

「そうなんですよー前入れたプログラムは導入までに5年かかりました」


5年!?そんなん導入しようとしてる間に社会が変わっとるわい!

という突っ込みを抑えながら話を聞いていました。

こういった会話や時代の流れを見ていく中で
学校の在り方はもうすでに見直され始めているということもわかったんです。

例えば
N高ってみなさんご存知ですかね?

N高は従来の学校の概念を覆したもので、
ネットで勉強、空いた時間で自分の好きなことを学ぶというスタイルをとっています
(通学スタイルもある)

この学校には
・プログラミングで世界を変えたい
・起業したい
・ゲームを究めたい
など色んな夢を持った人たちが集まって活動しています。

そしてなんと

生徒数は全国第2位!!


その成長はすさまじく、そのうち1位に躍り出るのでは、とも言われているんです。笑

この流れから見ても従来の学校という枠組みに違和感を持つ人は増えているの、わかりますよねぇ。

その一方で受験競争が激化しているというニュースも未だに耳にします。

ちなみに受験反対みたいなことを言っていますがもともと僕は受験勉強人間で中学受験、高校受験、大学受験。すべて経験しています笑

いつも周りよりも早く勉強を始めて成績を出すことが正義だと思っていたので遊びを制限していつも勉強を第一に考えていました

実際そのおかげもあって自分の地頭ではいけないような学校にも通えたし、その環境のおかげで今があると思っています。

一方で小学校、中学校、高校時代にもっと遊んでおけばよかったなという後悔もあります。

遊ぶ時間が少なく、勉強命だと信じていたため、遊ぶということがうまくできない人間になってしまったような気がするのです。

しかしこれからの時代、
求められるのは
勉強ができる力ではありません!

**遊ぶ力です!!笑

**

こどもは勉強している場合ではないのです。

あそばなきゃいけないんです。笑

そういう意味でも学校という7時間も8時間も缶詰にして同じことをやるような環境はもう古い。

いかに子供が想像力豊かに遊ぶことができるのか。それが未来の教育現場に求められている姿なのだと思います

僕が親になったとき、もし学校という場所が残っていたとしても今のような学校には通わなくてもいいんじゃないかとさえ思っています

もっと自由に自分を大切にすることのできる場所でのびのびと育ってほしいなと思ってます。

僕の話はどうでもいいですが今日いいたいのは1つ。

自分の過去の体験にとらわれて
学校という場所を絶対的な存在にしないでほしい。そして学校は今の状態から変わらなければ未来はないということです。

学校にプログラムを売ってる人間として
こういうことを言うべきではないということは重々承知していますが

少しずつ先生方もその違和感に気づき始め行動してきているのも踏まえてこのnoteを書きました。








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