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前世、俺は鳩だったんじゃないかと思う…。

こう聞いてどう思いますか?鳩?それも、こう言ったのは引退して間もない元競輪選手です。鳩というイメージが何を紐づけているのか、ちょっと紐解いてみたいと思います(笑)。

前世、もし、動物だったとしたら?

前世、もし、動物だったとしたら、何だったと思いますか?自分は何かなぁ?犬かなと思います。なんでも臭う癖があるので(笑)。さて、イメージ的に、元競輪選手が鳩といったのには少し驚きましたΣ(・ω・ノ)ノ!速くて強そうな動物を選びそうなのに…。

鳩の視界

「前世、鳩だったと思う」の「鳩」とは、「伝書鳩」のイメージです。目的地にきちんと辿りつき、きちんと戻ってくる、そういうイメージのようです。その元選手は、子供のころから、どこに行っても必ず帰ってこれたと言います。2~3歳のころから、三輪車で行動範囲を異常に超えた逃避行をしていたようですから、そのころから「伝書鳩」的な帰る術を持っていたようです(笑)。

具体的にどういうことかというと、地理を俯瞰的に見る視野を持っていたようです。ビジュアル的に見えていたのかどうかはよくわかりません。本人もどうとも説明しがたいようです。飛んでいる鳥が見ているような視界が情報として取り込めていたのかもしれません。こういうと超人みたいですが…。あ、ここでは鳥人が適切ですね(笑)。

レース時にも有効な俯瞰的視野

この俯瞰的な視野は、菊池仁志の現役のころにもあったと言います。調子の良いときは、走っている最中にもレースが俯瞰的に見えていたのだそうです。上から見れば位置取りがどうなっているかよくわかりますよね。先日の松山記念で菊池仁志と共にお笑い展開予想を繰り広げていた(笑)解説の井上勝史さんがチラッとまじめにお話しに挟んでいました。「俯瞰的にレースが見えていたんでしょうね」こんな言い方をされていました。競輪界では常識的な感覚なのかもしれません…。

自然体から引き出す潜在能力…の提案(笑)

この俯瞰的視野とはどのようなものか、表すすべはないのですが、きっと、情報として身体で感じとっていて、カメラで撮影されたような鮮明な映像が見えているわけではないのだろうと思います。映像と判断を実時間処理するにはかなりのエネルギーとそれなりの時間が必要だと思うからです。瞬時に理解して判断するためには映像といった情報は不要なのかもしれません。なので、「俯瞰的に見える」と「ビジュアル的に見える」は=(イコール)とは限らないのではないかと思うのです。

実体がない物をイメージしたり、感じ取ったりするのは難しいですが、違う視点を持つこと、そちらに意識を向けてみること、自然体で感じ取ったことを自然体で行えること、というのは、自分の中にある潜在能力を引き出すのに有効なのではないかと思う今日この頃です。できている人は自然体でできているからあえて説明しないし、説明もできないのではないかと思うんです。本人だけの体感です。

意識することで変わってくること

自転車競技に取り組むみなさんにお伝えするために、菊池仁志はノウハウを持っています!意識するというのはとても大切なんです。先ほど、「Wattbikeのお話し」をUPしました。そこで紹介しているペダリングモニターの波形をエリートクラスのソーセージ型に近づけていくには、ペダリングに対する意識が大切なのだそうです。そして、レースを想定したトレーニングをすること。さらに、それが自然とできるようになる事。だそうです。意識の仕方は、当スクールでどうぞ!(ご予約取りづらくて申し訳ございません!)

大切なのは、自然体、それと、ちょっと意識を向けてみる♪です(*´ω`*)