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初のフルマラソンに挑んだ私の42.195㎞

こんにちは、ひらりです。
先日8月28日、「北海道マラソン2022」に出場してきました。
4月25日にフルマラソン完走を決意してから、この日を迎えるために練習に励んできました。

果たして、初のフルマラソンに挑んだ私の42.195キロとは―。

前日の夜

心配性の私は、明日が近づくほど無事に走りきれるのか物凄く不安になり、なぜか無性に泣きたくなる。それを見かねたパートナーが

「え?!緊張してんの?明日は3年振りの祭りだよ!祭りの前日に『盆踊りうまく踊れなかったらどうしよう、、、』って考える人いる?いないよね、じゃあ明日は楽しむだけでしょ!!」

超ポジティブ人間からよく分からない喝を入れられたため、涙は一瞬で吹き飛びました。笑

「そうだった、今まで何のために練習してきたんだ!明日はただ楽しめばいいいんだ!」

気持ちの切り替えができた私は、今度はワクワクしすぎて眠れなくなり、22時頃から高まる想いをnoteに綴りました。笑
(前日の投稿はこちら↓)

当日の朝

8:30のスタートに向けて、ワクワクしながら5:30に起床。
走っている途中でエネルギー切れしないために、朝食には「お米・梅干し・オレンジジュース・大福」を食べました。
そして、やっぱり緊張と不安からか朝からお腹を壊します。笑

スタート地点

8:00頃からスタート地点に整列するため、その前にランメンバーと集まり励まし合いました。

お写真ありがとうございます!

スタート地点は大通西4丁目ですが、実力順に並ぶため、私が並んだのは最後尾の西10丁目。地下鉄で1駅分も離れています。

スタート地点の様子。みんなとっても足が速そう!

とうとうカウントダウン開始!ドキドキとワクワクが最高潮に達します!

私は2万人のランナーが整列する中、1万5千万目くらいにいたので、スタートの合図が鳴っても走り出すまでに時差がありました。
実際にスタートを切れたのは、「スタート!」の合図が出てから10分後くらいでした。

スタート〜10㎞地点

スタート地点を切ると、沿道から沢山の声援が聞こえてきます。
「スタート付近はアドレナリンが出るため、ペース配分に気をつける。」というアドバイスを思い出し、高まる気持ちを抑えながら走ります。

ここまでよく頑張った!
残りはたったの40㎞!!

2㎞地点での応援。

という、ユーモアのあるボードを持って応援する人もいたり。笑

給水所では、スタッフが全力で応援してくれたり。

いつも通っているすすきの通りを走行できることに感動したり。

NIKKA前の車道を走れるってとっても爽快!

そんなこんなで、あっという間に10㎞地点!
人が多すぎて、隣の人と肩がぶつかりそうになるくらいの距離感で走りつつ、ペースは予定通りの6分半〜7分を保てました。

10㎞〜20㎞地点

大会の雰囲気にも慣れてきたので、20㎞まで6分40秒代をキープ。

大会のお手伝いをしている人や沿道の中から知り合いを探したり、
母校までの道のりを楽しんだり。

応援してくれる人たちに全力で手を振り返したりと、疲れも感じていなかったため、気持ち的にも身体的にも一番楽しめた地点でした。

ただ、約1㎞ほど続く「創成トンネル」はジメジメしていてとっても暑い!

サングラスを落としても立ち止まれないくらいの混雑具合。

20㎞〜30㎞地点

ここから、いよいよ「新川通り」に突入します。
練習でめちゃめちゃしんどかった地獄コースなので少しドキドキです。

この辺りから、優勝を狙う先頭ランナーたちとすれ違います。
間近で見るランナーたちのスピードは、私の全力疾走より速い。
とにかく、物凄くかっこいいです。
ランナーたちがすれ違うたびに、拍手をしたり応援したり。
自分たちもランナーでありながら、別のランナーを敬意を持って応援し、そこに沿道からの歓声も加わり、共に頑張っている人同士が一体化しているような素敵な空間でした。

他にも、反対車線の給水所にいるおばさまが

「ここまで来るの待ってるからねー!!!応援しているよー!!」

と、エールを送ってくれたり、

給水所の高校生たちがもの凄い熱量で応援やハイタッチをしてくれたり。
この熱量に何度救われたことか、、、

見知らぬ沿道の方が、キンキンに冷えたお水やスポーツドリンク、おまんじゅうなど無料配布してくれたり。

折り返し地点が見えているのに全然辿り着けない、長い長い「魔の新川通り」も、たくさんの方の応援があったからこそ走りきれました。

6分40秒〜8分とペースは落ちたものの、
30㎞付近まで歩かないという目標を達成!やった!!

30㎞〜40㎞付近

とうとうやってきた、未知の世界。
思っていた以上に疲れは感じず、まだまだ走れる!と思いきや、パートナーの腰痛が悪化して走れなくなってしまいます。

時間が打ち切りになるのが怖く、何よりまだ走れる、「いや走りたい!!」と思った私は、

「もう、置いていって一人で完走してしまおう!」

という悪魔の囁きと何度も戦いながら、最後まで二人で歩いて完走することを決意。

途中、見知らぬおじいちゃんから

「鈴木さん、若いのに遅いぞ!」

ゼッケンに名前がフルネームで表記されていたため、名指しで指摘されました。笑

とチャチャを入れられながら、楽しく40㎞地点まで到着。

40㎞〜ラスト

最後は北大のな景色を堪能しつつ、ラスト1㎞は走って無事ゴール!!

6時間の時間制限の中、ギリギリのゴールとなりましたが、時間内にゴールすることができました!

フルマラソンWEB記録証

完走後に思ったことは

めちゃめちゃ楽しかった!また走りたい!!!!!

ただただ素直な感想です。

アドレナリンが出ていたせいか、自分でも驚くほど疲れは感じず、
走っている最中はただただ楽しかったです。

完走後の写真。大会に何度も出場している見知らぬランナーからポーズの指導を受ける。

練習を振り返って

正直に言うと練習はしんどかった。
朝6時半に起きてランニングして、それから仕事に行くのも、「いやだなあ。もっと寝たいなあ。」と思ったし、30㎞練習では「なんで走ってるんだろう?棄権してタクシーで帰ろうかな?」と思うほど苦しかったです。

だけど、フルマラソンを完走できた!!!!!
その事実に自分が一番驚いている!!!

自分自身にめちゃめちゃ自信が付きました。
オーストラリア時代と比較していた自分よりも、もっと成長している自分がいます。

前職で憧れていた先輩が、フルマラソンに出場したり、留学に行く姿を見て、「自分には無理だ。」と思っていた当時の自分。

5年後の今、実際に留学を経験し、フルマラソンを完走している自分がいます。どんなことでも、コツコツ積み重ねれば、憧れの人と同じ土俵に立てるくらいに成長できるのかな、、、と感じる今日この頃です。

今回完走できたのは、
沢山の沿道からの温かいお声や、
「頑張って!」と連絡をくれたり声をかけてくれた方々、
練習に付き合ってくれたみなさまのおかげだなあと、
心から感謝しています。

本当にありがとうございました!!!!!

今後も、色々な新しいことに挑戦して、
どんどん自分の可能性を発見していきたいな〜と思います。


最後まで、お読みいただきありがとうございます^^

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