「不存在証明」より
蝲蛄(ざりがに)と鯣(するめ)と凧糸と私 日田路 私たちはむかし繋がっていた
無限銀河の片隅の とある小さな惑星の 地軸をすこし傾けて その弓なりの列島を 春夏秋冬巡るたび いのち生まれて死に給う 母呼ぶ声の言の葉の 蛍火…
象洗ふ男ありけり聖五月 八月の闇を書庫より持ち帰る 勉強が嫌いな僕と蝸牛 八月の入口のない玩具店 城一つくれてやろうか鰯雲 はらわたの無き白菜を真っ二つ 肉体は…
ひたみち
2021年7月17日 06:41
2021年7月11日 06:40
蝲蛄(ざりがに)と鯣(するめ)と凧糸と私日田路私たちはむかし繋がっていた
2021年7月10日 12:24
無限銀河の片隅の とある小さな惑星の 地軸をすこし傾けて その弓なりの列島を 春夏秋冬巡るたび いのち生まれて死に給う 母呼ぶ声の言の葉の 蛍火のごと儚きを その喜びを哀しみを 手を打ち鳴らし諸人の 声を震わせ舞い踊る 詩を詠むことのはじめとす
2021年7月9日 17:58
2021年7月8日 23:38
2021年7月8日 17:50
2021年7月8日 16:19
象洗ふ男ありけり聖五月八月の闇を書庫より持ち帰る勉強が嫌いな僕と蝸牛八月の入口のない玩具店城一つくれてやろうか鰯雲はらわたの無き白菜を真っ二つ肉体は死を運ぶ舟冬の月句集「不存在証明」 佐藤日田路 2020/2/1