見出し画像

[徒然]いつまで家を守るのは女性だけなのか

女性活躍の意味

私が勤める会社は、一見すると女性活躍が進んでいるように見えるかも知れない。
もちろん現に活躍している女性はたくさんいるし、
私が在籍する部署も女性割合が比較的高い。

でも、活躍している女性の既婚率、出産率が低いのだ。
私の周りでも女性の独身者が多く、男性は逆に妻子持ちが圧倒的に多い。
男性だと25歳でもう結婚している人もザラにいる。

職業柄、色んな場所、地域で働くことになることも多いので仕方ないのかも知れないが、
「結婚して子供が出来ると出世できなくなる」呪いでもあるのかと思ってしまう。
そういう私生活の犠牲の上に、女性の出世は成り立ってしまっているのではないか。
しかもこれは私の会社だけの話では無い様な気がする。

サザエさんの「当たり前」?
※以下、かなり個人的意見ですのでご了承ください

これだけ「女性活躍」が言われている中、まだまだ昔からの考えが変わらないのだろう。
今の時代でも「サザエさん」や「ちびまるこちゃん」の様なアニメが放映されていて、
一定の視聴率を取っているのがその証拠なのかも知れない。
波平さんがキッチンに立つシーンはほぼ見たことないし、
ヒロシが家事してる姿も見ない。

というかヒロシ、お前は働いてるのか?
と言いたくなるくらい、酒飲んでウダウダしてる場面しか見たことない(八百屋らしいが)。
友蔵に娘任せすぎちゃうか?

今時専業主婦の方が珍しくなってきているにも関わらず、
「日本の家族」のあるべき像を見せられているようで、ここ数年見ることは無くなった。
アニメをあまり見ないから分からないが、共働きのホームアニメってあるのだろうか?
あったら教えてほしい。見る。

かなり昔に「アットホーム・ダッド」というドラマがやっていて、
専業主夫になった阿部寛が先輩主夫の宮迫博之と色々話す(要約が酷い。内容はほぼ覚えてない)ものだった。
これはその形が「当たり前」じゃないから取り上げられていたのだと思う。

多分私と彼はこの形に多少なるだろうと思っている。
でもゆくゆくはこの形も敢えてドラマの題材にもならないような、「当たり前」になればいいなと思っている。

家を守れるのは「女」だからじゃない

さてタイトルに関連する話。
先述した「サザエさん」論争にも紐付けられるが、
「家を守るのが女の仕事」という概念は早く滅びろと私は思っている。

家は「家族」がいて初めて意味を成す。
その家族には男性的役割も女性的役割もない。
家事や炊事も「女」だからできる訳じゃなく、その個人の能力にあると私は思う。

現実問題、彼は私よりも掃除スキルも洗濯スキルも高い。
毎日取り憑かれたように二人分なのに洗濯機回してたし、
干し方もうるさいから私は関わってない。
掃除も私が気にならないレベルの時に朝からずっと掃除機をかけていたし、なんなら雑巾で床磨きまでしてくれた。
その一方で炊事は全く出来ない(炊飯器すら使ったことが無かったので私が教えた)。

でも、私は全く家事が出来ない訳ではない(必死の主張)。

私が仕事の日は、私がいない昼間に洗濯と掃除を彼がやり、
私がLINEで炊飯器の予約時間と、
冷凍庫から出しておいてほしいものを伝えて彼にやってもらう。
そして私が帰ってきたら、ご飯を私が作って一緒に食べ、食器を彼が片付ける。

そんな感じで半年くらい同棲生活をしていた。
多分これは結婚してからもそんなに変わらないと思う。
あと彼は別に無職というわけではない。

なので家のことをやる、というのはお互いの意識の問題と得意不得意で成立するものだ。

時代も変わって、男女関係なく稼ぐ力のある人は稼げるようになってきた。
そして女性が働くことも「当たり前」になってきた。
でも家のことはどこまで男性がやることが「当たり前」になっているだろうか?

と、結婚もまだしていない若造が言うてますので、
これを結婚して子供が出来ても言えるように頑張らないといけないなと思う。

でも、
頑張らないといけないのは、女性だけなのだろうか?
という質問で今日は終わります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?