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インドネシアの印刷会社に名刺を発注してみた(発注〜完成編)

前回の記事「インドネシアの印刷会社に名刺を発注してみた(イラスト検討編)」でおしゃれ名刺に憧れてインドネシアの会社さんに発注したこと、名刺のデザインを作ったところまでまとめましたが、次ステップとして発注のやりとり〜完成までの流れをまとめておこうと思います。最終完成形イメージはこちらの沙桜さん(@saku_666ra)のおしゃれ名刺に近づくこと。

ちなみに前回のnoteはこちらです。


国内印刷会社にも見積依頼してみる

沙桜さんが発注されていたKYUBという会社はインドネシアの会社だったので、英語でのやりとりや手続きも大変そうだなぁ、と思ったのでまずは国内の印刷会社を調べてみることにしました。小口染めと活版印刷というのをぜひともやってみたかったので、そのキーワードで検索し、でてきた印刷会社をチェックしました。

活版印刷とは、活字を組み合わせて作った版=活字組版を使った印刷方法です。(CAPPAN STUDIOより)小口染めとは、印刷物の断裁面の左右にあたる小口側、上部の天側、そして下部の地側の四方を色づけする染め技法です。(CAPPAN STUDIOより)


国内印刷会社からの見積

名刺見積A
・サイズ:W55×H91 mm
・用紙:特Aクッション0.8
・印刷:活版印刷 2C / 1C
・加工:小口染め
・数量:100枚
・金額:¥26,000円(税別)

国内印刷会社さんの見積サンプルです。活版印刷 + 小口染めをお願いした場合の見積で、名刺1枚あたり260円となり、けっこうな高額名刺となりました。国内で安心ということや、印刷事例をみてもとてもきれいな品質で、とてもいいのですが、やはり1枚260円というのが気になり、やっぱりKYUBにも見積することにしました。

KYUB studioに見積を依頼

海外のデザイン・印刷会社さんなのでここはやはり英語で書かねば、ということと、発注内容が認識違ってはいけない、と思い、細かいめにまとめて依頼メールしてみました。Google翻訳を駆使しつつ…。「活版印刷=Letterpress Printing」とか「小口染め=Edge Painting」とか合ってるのかわからないけど、ニュアンス伝わりそうだし参考の沙桜さんツイートもつけているのでいけるはず!ということで送信。

3/7 夜に発注メール送信

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3/10に返信がありました!に、日本語…。

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やりとりしてみると、担当のフェルディさんはKYUBの日本担当で、福岡在住なのだそうです。その後のメールもしばらくは英語日本語併記していたのですが、ぜんぜん英語必要ないくらいにやりとりとってもスムーズでした。


見積を比較してみる

国内印刷会社 100枚 26,000円 / 1枚あたり260円 ※送料別
KYUB studio 400枚 27,200円 / 1枚あたり68円 ※送料別

当然インドネシアからの送料のほうがかかるので、その分は単価も上がりますが、加算したとしてもかなりな価格の違いでした。この価格なら名刺を気兼ねなくわたせる!今回はKYUBに発注することに決めました。


Paypalで事前に支払い発注完了

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メールでのやりとりの後、支払いはPaypalで。入金確認のためにPaypalの振込完了画面をキャプチャしてメールで送付。確認してもらったのちに印刷開始となりましたがここもとってもスムーズ。


とうとう名刺完成!

Paypalで代金を振り込んで発注完了、完成までは2週間ほどかかるとのこと。3/10に発注なので3月末には完成予定。世界中がコロナウイルスの影響もあり、印刷も遅れるかな?と思っていたところ、4/1に完成の連絡がありました、とても嬉しい!。KYUBで作られた名刺はきれいに撮影されてKYUBのInstagramにあがっていて、ここに撮影〜掲載してもらえたら…というのも魅力のひとつなのですが、フェルディさんとやりとりしていたら撮影予定を早めて対応してもらえました、とても嬉しい。到着はまだですが、手元に届くのがとても楽しみです。

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担当Ferdiさんのイラストがスゴイ

完成後もメールでやりとりしている中で、担当のフェルディさんが福岡在住であることや、ご自身もイラスト描かれていることを聞きました。インドネシア人に日本語を紹介するためにイラストを描かれているそうで、とても素敵なイラストはこちら。


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