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姪っ子にトイカメラをあげたい叔母

週末、車で20分ほどの実家にいくと、高確率で弟一家が遊びに来ている。
このご時世、遊びに行けるのは限られた場所で、実家は庭も広いので子どもたちの自転車の練習や犬の運動も可能。

3月ごろ、実家に帰った折、カワイイ姪っ子(3歳)がわたしのコンデジ(Nikon 1 J5)に興味を持ち、写真を撮らせてとせがまれた。

いろんな機能はともかく、単焦点AFでのシャッターの切り方を教えると、すぐに写真を撮りはじめた。

撮ったのは、昼寝中の飼い犬と、笑顔のわたし。

お昼寝わんこは絶妙にフレームアウトし、太陽光が入る窓辺のわたしはすべてが飛んで、女優かと思うほど美人だった。

もっとブレブレな写真になるかと思っていたのに、おもしろい構図となかなかの腕前を見せつけられた。そしてカメラの進化に驚嘆する。

「おもしろいね」「よく撮れているね」と褒めたら、もっと撮る!とカメラを持って外に向かって走り出した姪っ子。
待ってくれ、確かにカメラの中では手ごろなものだが、君がつまづいて玄関先の石の階段に放り出されたらひとたまりもない。君のお父さんに損害賠償するしかなくなる!!と声にならない叫びをあげながら必死で後を追う40代伯母。

エキサイティングなダッシュに飼い犬もついてきて、一緒に外に飛び出した。

姪っ子と一緒に玄関をあけると、そこでは姪っ子の2つ下の弟が、アンパンマンカーを軽快に乗り回していた。
3歳女子、一瞬で興味がそっちに移ったらしく、ジャマなカメラをわたしに返し、今度は自転車を押してくれとせがんできた。

もちろん押しましたとも。わたしは姪っ子甥っ子の奴隷ですから!


まあそんなことがあり、カメラに興味があるんだかないんだかははっきりしないけれど、今日行ったお店にトイカメラが売っていて、つい買ってしまった。
きっとどこかのお店で、同じものが半額で売っていそうな気がするんだが、2,000円のお品。

わたしたちの時代の太陽光で焼いた日光写真でもなく、トイなのに生意気にも300万画素!!!
つい3か月前まで使っていたわたしのiPhoneSEのインカメラって150万画素なんだよ!?
そもそも「万」なんて単位、子ども同士の言い合いの「100万賭けるかーァ?」っていうのくらいしか使ったことがないわたしの世代とは違い、もうそこにある時代。

microSD使用(別途必要)、充電式、ちゃんと液晶もついて約60g。
なんと動画も撮れます…最近の子は動画大好きだしね!!

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なんか見た目がぬるっとシンプルだったので、キラキラ大好き姪っ子の気を引くために、持っている一番かわいいシールでデコりました。obachan必死です。

それにしてもmicroSD。
マイクロすぎて、扱いが怖い。。。挿すの失敗すると戻ってこない気がして、怖い。押して出てくる勢いで、どっかに飛んで行ってしまうおまえが怖い。別れるのが怖い。
SDカードくらいのだらしない(?)サイズ(切手くらい)がちょうどいいよ!!

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ピントの仕組みも明るさもイマイチよくわからないんだけど、写ルンですとかって、そんな感じだったよね?
夜の室内でこれだけ撮れたし、外なら期待できるのでは??

贅沢をいえば、水に強かったらいいんだけど、さすがにこの値段でそれは無理か。

会うのは少し先なのだけど、姪っ子ちゃんがこのカメラできょうだいを夢中で撮りまくることを想像しつつ、今夜は眠りにつくオバちゃまなのであった。

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