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第7節・横浜FC戦 - その勝利の意味について

僕にとって本当に特別な一戦になった

7/26(日)のAWAY・横浜FC戦は、僕にとって約4ヶ月の中断が明けてから初めての試合。何よりも「サッカーができる喜び」を噛みしめてプレーしよう!という思いで臨んだ。

あらためて、ピッチに立つ自分たちだけでサッカーが出来ている訳ではなく、スタッフをはじめ様々な方々の尽力のおかげだ、と強く思う。その感謝の気持ちや喜びをプレーで表現して、とにかく結果を出したい!という意気込みで試合に入った。

実戦からブランクがあったのは確かだが、リーグ再開からチーム全体で積み重ねてきた準備と、試合に絡めなかった時にも怠らなかった個人としての準備がしっかり出せればいい、という考えが根本にあるので「気負わず、いつも通りでやろう!」という、ある種の開き直りが良い方向に出たと思っている。

 「全員が戦力」を証明したかった

そして、試合は2-0での勝利
特に、クリーンシートで勝てたことはDFの僕にとってすごく嬉しかったし、チームにとっても大きな勝ち点3になったと思う。

それまでしっかりと勝ち点を重ねることができていた中での、2連敗。
さらに、今シーズンは過密日程で試合が続いていくし、今後も何が起きるかわからない。そんな難しい状況を戦い抜くには、メンバーを入れ替えて「全員」が戦力になっていかないといけない。

だから、毎日の練習から色んな選手と組んで、色んな選手が出て、色んな選手が結果を残す、というチームとしての良い循環をつくることが重要だ。

そう考えると、多くのメンバーが入れ替わったこの試合で連敗をストップできたことは「チーム全員が戦力であること」を証明する一戦になった、と言えると思う。間違いなく、チーム全体の勝利だった。

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繰り返しになるが、今後の勢いをつけるという意味でも、チーム全員で勝ち取った勝利という意味でも本当にこの勝ち点3は大きかった。

試合では「準備してきたこと」しか出ない

これからも厳しい相手が続く。さらに過密日程でやることが決まっている。その状況において結果を出すためには「試合に対して常に良い準備をして臨むこと」が何より大切だ。

当たり前のように聞こえるが、これはプロアスリートにとっても難しいことだ。

今まで経験したことのない環境の中で、チームが一丸になってまとまることは決して簡単なことではない。相手や状況によって、求められるチームワークも変わってくるかもしれない。

僕らにはどういうリーダーシップを持つ選手がいて、どういうチームを作っていくべきか?を考え続けなければいけない。そうでないと「良い準備」にはつながっていかないと思う。そして、試合では「準備してきたこと」しか出ないのだ。

だから、この勝利に一喜一憂しすぎることなく、僕がチームに還元できることは何か?を考え続け、毎日の「良い準備」につなげていきたい。

次の試合も、ぜひ応援よろしくお願いします!

鈴木大輔

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この記事は「鈴木大輔/HISTORIA オンラインサロン・会員限定コンテンツ」からの抜粋記事となります。

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