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光造形3DP:Phrozen sonic mini 4k

3Dプリンターユーザー界隈で話題のPhrozen社 Sonic mini 4kを入手しました。1ヶ月ほど前にPhrozen社に直販オーダーしていたのですが、パーツ配給の遅延で発送が遅れていたようです。ようやく到着して一安心。

早速テストプリント

セッティングとキャリブレーションをしたあと、早速テストプリントしてみました。レジンは標準のグレーレジンを使用。

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待つこと2時間40分。うまく出力出来ました。出た直後はこのようにドロっとレジンがついてます。

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レジンをIPAで洗浄した後、乾燥させた状態です。↓

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所感

3万円台で買える光造形機でこれだけの品質が出ることに軽い衝撃を受けました。私はFlashforge Hunterユーザーでもあるので、約1/10の値段です。時代の流れと進化の早さは恐ろしい・・・(そして財布に残酷・・・)

パッと第一印象の感想。

(良いところ)
・コンパクトでかわいいサイズ感
・分かりやすい操作パネル
・付属品がユーザーが躓く必要なもののツボを心得ていて親切。
・4k
・この品質でこの値段
・Windows・Mac・Linux対応の完全クロスプラットフォーム

(気になったところ)
・ちょっと冷却ファンの音が大きい
・基本のセットアップが初心者には分かりづらいかも。(SK本舗さんのYoutube動画がおすすめ。というか、たぶん初心者は見ないと分かりません。)


まとめ

HunterがあるのにPhrozenを購入した理由は、専用アプリがLinux対応だからです。FlashforgeのプリンターアプリはLinux版もあるのですが、Hunterの標準アプリFlashDLPrintのみ、Linux版がないのです。まぁ、Macも持っているのでそれで使えばいいのですが、「メインのLinux機でやりたいことは全部やれる環境にしたい」というのがありました。単純に、購入動機の最初の理由はそれだけです。

Linux対応のアプリを出しているメーカーを調べていると
1)Phrozenが一番クロスプラットフォームな志向な感触を得たこと
2)先行販売された新しいSonic mini 4kがどうやら評判が良いこと
3)そして何より価格が安いこと
などなどの理由から今回購入しました。3Dプリンターの新時代の到来を感じる出力品質と思います。

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