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筋肉だけではない!たんぱく質を摂る理由

こんにちは。HIS(ヒスチジン)と申します。
今回は5大栄養素の1つ、「たんぱく質」について書いてみようと思います。

世の中の情報を見ると、『たんぱく質=筋肉をつくる』というような話が数多く出回っているため、「ムキムキになるつもりはないから、特にたんぱく質は気にしてないです〜」という方もいるのではないかと思います。(私もそのうちの1人でした。)

しかし、たんぱく質は筋肉をつくるだけではなく、【体を作り、エネルギーになる】栄養素の一つです。もう少し詳しく言うと、

○筋肉や内臓、骨や血液、皮膚や髪の毛などの材料になる
○酵素やホルモン、免疫物質などをつくる役割もある
○栄養素の輸送・貯蔵など生命活動に極めて重要な機能を果たす

ということなのです。

このたんぱく質は、20種類のアミノ酸から構成されています。そのうち9種類の必須アミノ酸が量的に多く、バランスよく含まれているタンパク質ほど良質なタンパク源となります。

【9種類の必須アミノ酸】
バリン(レバー、プロセスチーズなど)
ロイシン(牛肉、牛乳など)
イソロイシン(鶏肉、牛乳など)
スレオニン(卵、脱脂粉乳など)
メチオニン(牛乳など)
リジン(魚、卵など)
フェニルアラニン(肉、大豆など)
トリプトファン(牛乳、バナナなど)
ヒスチジン(鶏肉など

※必須アミノ酸とは、体内で合成できないか合成できても必要量をまかなえない為、食べ物から摂取しなければならないアミノ酸のこと。

肉類や乳製品、卵に多く必須アミノ酸が多く含まれているので積極的に摂りたいところではあります。


また、日本人の食事摂取基準(2020年度版)によると、一日の必要なたんぱく質は、
18〜49歳:摂取エネルギーの13~20%
50~64歳:摂取エネルギーの14~20%
65歳以上:摂取エネルギーの15~20%
となっています。成人男性では1日65g(65歳以上は60g)、成人女性では1日50gは摂取したいところです。

日頃の生活でたんぱく質を摂るのが難しいと言う方は、プロテインなどでタンパク質を摂取するのもいいと思います。しかし、あくまで補助として使い、メインは食材から取ることが一番だと思います。


今回はここまで。
次回も5大栄養素について書いていきたいと思います。

本日もお疲れ様でした。

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