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熱退散!きゅうりの秘めたる力

こんにちは!His(ヒスチジン)と申します。

前回は、なす🍆に書いてきました。

クロロゲン酸、ナスニン、コリン…
なすも奥が深いですね…


今回の記事ですが、夏野菜の記事が続いておりますのでこの波に乗って、
きゅうり🥒について書いてみようと思います。




栄養あんまりないんじゃないの?問題

きゅうりってよく、
「ほとんど水分だから栄養とかないんじゃね?」
と思っている方もかなり多いのではないかと思っちゃっています。

実際何がどのくらい含まれているのか、ざっくり書いてみます。


【きゅうりの食品成分(可食部100g当たり)】
エネルギー:14kcal
炭水化物:3.0g
たんぱく質:1.0g
脂質:0.1g
カリウム:2000mg(☆)
カルシウム:26mg
鉄:0.3mg
ビタミンA(β-カロテン当量):330㎍ 
ビタミンB₁:0.03mg
ビタミンB₂:0.03mg
ビタミンC:14mg

※可食部:食べられる部分のこと。

【参照:日本食品標準成分表2015年版 (七訂)】

確かに、ほかの食材と比較すると栄養価はあまり高くありませんが、カリウムという成分が多いことが特徴です。((☆)が目印)


このカリウムというのは、体内の塩分を排除する効果を持っているため、

・体の中の尿をよくだす作用がある。
・むくみ改善効果ある

と言われています。

パリッとっしたみずみずしい食感はとても食べやすいので、むくみやすいという方は、きゅうりを食べてみるのありかもしれないですね。





きゅうりに潜む美容と健康の効果とは?


むくみを改善する効果以外にも、健康増進や美肌に効果があると言われているそうなんです。


【ククルビタシン】
きゅうりのヘタに含まれている成分。ウリ科特有の苦みがあることが特徴。
実はこのククルビタシンは、強力な抗酸化作用があり

・抗がん作用
・リウマチの進行を抑える


ということが分かているそうです。

そのほかにも、唾液や胃液の分泌を助ける働きもあるので。健康増進効果も期待されています。
しかし、食べたときに「うわっ、にっが…」と激しい苦みを感じたときは、食中毒になる可能性があると言われているため、食べずに吐き捨てましょう。


【ピラジン】
きゅうり独特の青臭いにおいの正体はこの方。
このピラジンさんは、血行促進作用があると言われ

・美肌効果
・体の炎症をとりのぞく

ことが期待されていると言われています。
きゅうりを薄くスライスして、顔にペタペタ貼るような写真を昔見たことありますが、このことなんでしょうね。





軽いやけどやあせもにも効果あり

実は、きゅうりには体の熱を奪い体温を下げる効果もあると言われています。
漢方では熱を除き、水分の代謝を整え、解毒作用がある野菜とされ、

・のどの激しい渇き
・咽頭の腫れや痛み
・目の充血や痛み
・やけど
・子どもの熱性下痢

などに用いられるといわれています。体の火照りを抑える働きがあるので、体温が上がる夏にはもってこいの食材ですね。


とは言ったものの、きゅうりをそのまま体に押し付けて、「体温よ!下がれ!下がれ!」なんてのは、かなりやばいやつに認定されそうですので、実際に使うときは、

①きゅうりをすりおろし、しばらく放置。
②上澄みの水分をとる。
③軽いやけどやあせもなどの炎症部分にぬる。

といった方法をとるのが良いと思います。
これなら確かに使いやすくていいかもしれないですね。




本日はここまで!
なすについてざっくり書いてみました。


【本日のまとめ】
・カリウム効果で、体内の水分を出してむくみ改善!
・ククルビタシンとピラジンは健康と美容に効果あり。
・真夏に食べて、火照った体を冷やそう!


栄養が少ないと言われがちでも、いい部分もかなり多くあることが分かりました。価格的にも安くてすぐに買えるので、経済的にもとても味方になってくれますね。ぜひきゅうりを食べて、涼しい夏を過ごしてみてはいかがでしょうか。




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最後までご愛読ありがとうございました。





※本内容は、参考資料を元に情報を共有する目的として記載した内容です。あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。





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