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[スペイン語通訳者インタビュー]大滝節子さん(1)

「スペイン語通訳者インタビュー」、今回は大滝節子さんにお話をお聞きしました。各国大使館関係者から、素晴らしい通訳者として必ず名前の挙がる大滝さん。イスパニカでも、「プロ通訳」クラスの講師をお願いしたり、スペイン語通訳者の勉強会でイスパニカの教室を使っていただいたり、お会いする機会は多かったものの、私自身も、お仕事以外のお話をお聞きするのは初めてでした。

どんなお話をしていただけるかしら、と、ちょっと緊張して待ち合わせの喫茶店へ向かったのですが、最初に大滝さんから「そもそも本橋さんはどうしてこの企画をしようと思ったの?」と逆に尋ねられて、私がお答えするようなところからインタビューが始まりました。

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◎大滝節子(おおたき せつこ)さんプロフィール
山形県鶴岡市出身。京都外国語大学イスパニア学科卒業。スペイン政府給費留学生としてサラマンカ大学に留学。帰国後、国際協力機構(JICA)の前身である国際協力事業団の研修コーディネーターとして通訳業を始め、現在は会議通訳を中心に活動。これまでの仕事で一番印象に残っているのは「ペルー大使公邸人質事件」の放送同時通訳。特に事件が勃発した翌日は、某放送局で10時間余りスタジオに缶詰になって、通訳を続けた。

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