ラジオ:上方演芸会 夏の懐かし演芸セレクション

今週は、ラジオの第一放送で、昭和期に収録されたものからセレクション放送されている。

初日は、夢路いとし・喜味こいし。

小学生の頃、この二人は、本当に好きだったなぁ。

キャリアの後期にこそ入っていたけど、間合いはいよいよ絶妙で、誰よりも面白かった。

いや、今でも、聞き返せば、やっぱり面白いし、壮年期よりも、晩年の芸に痺れる。

もっと若い、オール阪神・巨人とか、横山たかし・ひろしとか、宮川大助・花子、中田カウス・ボタン、云々、好きだったコンビは多いけど、いとしこいしには及ばない。

そして、五日目の今晩は、中田ダイマル・ラケット。

昭和の爆笑王である。

僕は、中田ダイマル・ラケットは、成人してから知ったのでリアルタイムでは聞いた事がないし、カウス・ボタンの師匠という事も知らなかった。

けれども、聞いてみれば、夢路いとし・喜味こいしを凌ぐ存在があるとすれば、やはり、この二人だろうなという面白さで、気楽に聞ける音源が、現状、殆どないだけに、今夜の放送は取り分け楽しみだ。

平成の笑も、令和の笑も、勿論、好きではあるけれども、懐かしさも相俟って、昭和のコンビの、今からすれば、おおらかでもあり、時にがさつで乱暴でもあった笑いが、今でもふと聞きたくなる。

横山エンタツ・花菱アチャコなんかも、も一度放送してくれないかなぁ。




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