スタートアップの経営者に求められる役割の変化と自分自身の進化
2人で創業した会社も今では25名くらいのチームになってきました。
初めて社員を正式に雇用したのが2018年6月くらいなので、スタートアップの中では一般的な社員の増え方をしているのかもしれません。しらんけど。
さて、タイトルの件ですが、創業当時は僕もなんでもかんでもやっていました。プレスリリースの文章を書いたり、仕訳をしたり(あとからミスが発覚して、とんでもないことになった。今は修正済みだけど。。。)、infoにメールが来たら全て返信したりと、当初は自分と共同代表の大山以外は全員エンジニアだったので、とにかく開発関連以外の細かいタスクはすべてやる。
そんな体制でしたが、人事担当者が入り、採用の窓口から会計周りまでやってくれて、その後には広報担当が入り、メディアへの対応から、なんだったらインタビュー時には概要に関しては広報が冒頭伝えてくれて、総務が入ってくれて、今まで株主へ諸々書類を送っていた業務なんかもなくなって、経理の専任が入って、数字の更新が自動化されたり。。。おぉぉぉぉぉ!!!なんて自由なんだ!!!!!
と、まさに自由を謳歌する時代になりつつあります。
チームって最高だぜ!!
自分がやるべきこと、やりたいこと
さて、そんなこんなで、いま自分がやるべき役割が良い意味で少なくなってきています。なんともありがたいこと。もちろん、今でも資金調達関連であったり、外への発信や、外部とのアライアンス関連、採用業務等々、決して時間が余っている状況ではないのですが、考える時間が増えたことがなにより嬉しい。
そう。僕がやりたいことは基本考えること。考えるためにはインプットが必要だから、現場に行って、いまの開発の状況や、お客さんがどのようなことを考えているか。どんなニーズがあるるかをインプットし続けなければいけない。
チームの状況がどうなっているのか。もっともっとより良いチームに進化するためには、どんなことが必要か。ひとりひとりが持っている課題を掬えたら嬉しいから1on1もしている。
それもこれも、より進化していくためのアウトプットを出すためのインプット。考えるためのインプット。
最近、以前より時間ができたことで、本を読む時間も確保できるようになってきたし、いろんな人に会って話を聞ける時間も取れる感じになってきた。そして、最近気付いていなかった自分のイケてなさ。
5年後10年後の世界の解像度を高くする
いま社内でも展開している計画って3年後くらいまでの計画なんです。これがイケてないなと。もっと未来を解像度高くイメージの共有をもちたい。もちろん、その先にどんな未来を作りたいか。どんな社会になる礎となる基盤を我々のサービスが担うことができるのか。そういった視点は常に持っているし、今はできていない、やりたいことや、やってみたいことはたくさんあります。
ただ、その展望を計画に落とせていないなと。5年10年先の未来をきちんと計画レベルに落とし込む。もちろん、自分ひとりでやりきれるとも思わないから、周りの人と一緒になって落とし込む。そうして、1人でも多く戦略レベルまで納得理解が得られるようにしていきたい。自分自身もより先の未来を解像度高く語れるよう進化しないといけない。海外の展開の話をするなら、海外のマーケット事情からきちんと把握していないといけない。
5年先、10年先に世の中がどのような社会になっていて、我々がどんな役割を担っているか。どんな機能を持ち得ているか。最近考え続けているのはそんなことばっかりです。そのためにも未来がどうなっていくのか、常にインプットし続けて考え続けないといけない。
いまの事業で足下をキッチリ作っていきながら、3段先の未来を作っていくためには、どのような視点を今から持っていないといけないか。考えても考えても、「これだ!」と思える石の目を打つような手はまだ出てきていません。
ただ、こんなことを考え続けていることがとても好きだし、自分から目の前にすぐやらなければならない業務が少なからず減っているからこそ、できる自分の役割って、未来をつくっていくための可能性を導き出すことだなと。
もしかしたら、素晴らしいテクノロジーを使ったものではないかもしれない。ただ、今までにないなにか。新たな組み合わせ等によって、多くの人が恩恵を受けるようなシステムづくりができれば、きっと世の中に価値を付加しつづけられる存在になるはず。
そのための考えごとを普段サウナでしたりもしています。最近ヤバかったのは草加健康センター。あそこは、最高というか、最強!!
ということで、ヤバいことやっていきたいので、ぜひ一緒にオモロい未来作っていくかたお待ちしてます!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?