それでも、今のままがいい。

それでも、今のままがいい。
あらゆるブループや政党や人物は、時の政権という最高権力を獲得したとたんに、自己利益の優先と自己権力の保持を最優先する支配者に変質する。これは、あらゆる時代あらゆる地域に共通する普遍的現象なのだと考えざるを得ません。
だからと言って、支配権力・支配機構を廃絶してしまったら(それは不可能なことだと思われますが)、社会の状況は、今よりもひどい混乱状況にならざるを得ないと思います。弱肉強食の争いが、今よりももっと露わになると思われます。
国民にできることは、国家権力という支配機構を廃絶することではなくて、自分たちにとってできるだけましなグループや政党に政権を保持させるように行動することだけだと思います。
そう考えて、世界中を見渡すと、男女同権の民主的選挙制度を維持して実施している日本は、ましな国の部類に入るような気がします。
ということで、日本という国の在り方は、今のままがいい気がしますが、それもいつまで続くか。あっという間に変化して、気が付いたら専制国家になっていた、という悪夢が現実になることも、あり得ないことではないような気がします。
そんなときでも、無力な私は、できる範囲内のことをして生きていくしかないように思います。
そう考えたら、生きているうちはしたいことして楽しまなければ損だという気になりました。これって、悲観から生まれる楽観かもしれませんね。でも、いいや。
こう感じるってことは、ぼくが保守層に属しているってことでしょうか。

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