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記事一覧

デフレの日本で生活費を抑え、人口増で株価が上がる国に投資して、豊かな生活を実現! 株価と生活費と人口の関係

要旨: アメリカは起業家と人口が増えるから、株価・物価も上昇vs
日本はサラリーマン化・人口減少で、株価・物価が下落、デフレが続く

 人口減でデフレの日本に住んで生活費を抑え、人口増で株価が上がる米国株に投資しろ、と説く書籍や雑誌特集が増えています。

 米国(アメリカ)株が有望な理由は、優秀な起業家と人口が増え続けているから。起業家が「稼ぐ種・良い雇用を創出」し、人口の多さが労働と消費を支え

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成功の法則・常識は、正反対な2つの両方を見て考える~情熱は持続しないから今の情熱をビジネス・起業のネタにするな

ビジネス・起業の成功法則や定石(常識)には、正反対なものが多く、それぞれが、正反対な「定石(常識)を疑え」と主張します。 

「情熱を起業のネタにすべきか否か」という示唆に富む例で考えてみよう。

1) 情熱を持てる対象を、ビジネス・起業のネタに選べ
2) 情熱は持続しないから、今の情熱をビジネス・起業のネタにするな

 1は、アップル創業者のスティーブ・ジョブスを例に、多くのビジネス書で見ら

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コロナ禍の増税1発目:資産売却益税率が2倍、米で株が暴落~バブル崩壊に備え、起業・転職など投資は様子見が懸命

コロナ禍の増税:第1弾として、富裕層の「資産売却益の税率(キャピタルゲイン税率)」を2倍にする提案を、バイデン大統領が準備していると報道された一昨日、アメリカで株が暴落!

 富裕層への増税は、大衆受けする(ポピュリズムな)政策の筆頭で、
政府にとっては「税収確保と、政府支持率」の両方を高める1石2鳥の効果が期待できる。

 しかし、政策としては正しくない。キャピタルゲイン税率の増税は、アメリカで

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品揃えに個性ある店・起業は成功~戦略的に赤字の商品・施設を創り、集客を高めると、店・街は活性化

戦略的赤字商品で集客、安くない商品も売れる「メロン大玉50円、激安な店」と、テレビが話題にした店へ行ってきたよ。
メロン以外にも激安な商品もあるが、過半の商品は普通の価格です。

 この価格設定(プライシング)で、話題性と集客要因をつくった結果、
来客は多く、客の「ついで買い」を促し、安くない商品も飛ぶように売れていた!

成功できない人は「勉強しない」「実践しない」 このように、利益を度外視した

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欧米は、FIRE(早期リタイア)で、残り50~60年を豊かに生きるライフシフトvs日本は国の都合で「60歳後も働け」

『FIRE』へ『ライフシフト』する欧米の新潮流欧米で『FIRE』と『ライフシフト』という言葉と本が注目されています。

「FIRE(40~50歳で早期リタイア)」して、残り50~60年を豊かに生きる
「ライフシフト(新しい生き方)」が、人生100年時代の新潮流です。

 日本のマスゴミは、この事実を隠すように報道せず、正反対な「60歳後も働け」と主張するが、洗脳されないように! 例を挙げて、説明し

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一物多価の「携帯料金を下げろ」と民間への恫喝が目玉政策という痴態~店舗・接客サービスの価値(価格)は高い

「携帯料金を4割下げろ」と民間企業へ恫喝が新内閣の目玉政策という痴態に、問題提起です。 痴態な理由(政策の問題点)は以下2つ。

1 携帯料金は一物多価 (高い方法もあるが、格安な方法が既にある)
2 携帯料金を下げる努力は全て民間、国・行政は何も努力してない
 
2は、4割削減すべきは「議員の報酬・人数、公共事業費」という当たり前な話。以下、1の話です。

商品・事業は「一物多価」になり、事業は

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人の行動を変える「伝え方」なぜ役所の広報は「伝わらない、市民の行動が変わらない」か~コロナ感染で、20歳も老化

「コロナに感染すると、20歳も老化」という医師の指摘は、もっと注目・活用したい。

この医師の指摘は「コロナ感染で、若者は無症状vs高齢者は重症化」という現状を次のように説明できる。 

 20歳代の若者は、コロナ感染で20歳老化しても、40歳代に中年化するだけだから、無症状。
 
 60歳代の高齢者は、コロナ感染で、20歳老化すると、平均寿命を超えるから、重症化。

 さて、ここからは「人の行動

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事業・起業の成功に最も重要なスキルは売上高の予測~売上高を予測できる方程式は、売れない理由も分かる

100億稼ぐキャリアを創る名著『100億マニュアル』書評4回目です。

売上高の予測は、事業・起業の成功に最も重要なスキルです。
事実、予測できずに失敗する役所の事業は多い。例えば、箱物・道路・空港など建設事業は毎度「売上高の予測が(デタラメ)過大すぎる」。

売上高の予測が過大だと、赤字が過大で、企業なら倒産します。 逆に
売上高の予測が過少だと、販売(利用)機会の損失→信用喪失。

売上高の予

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AIで消える仕事は、在宅勤務・テレワークで早期に消える仕事~働き方改革は会議・営業が不要な仕組み・商品づくり

外出自粛は休日だけで失敗したコロナ第1波の教訓コロナ第2波も、外出自粛は4連休(休日)だけで、平日の3密は放置。
コロナ第1波の失敗が全く活かされてなくて失望。

コロナ第1波の初期3月下旬、外出自粛は休日だけで「平日は3密でも仕事しろ」と言わんばかりに「平日の3密は放置」され、コロナ感染は爆発。

平日の3密(通勤電車、会議)抑制=非常事態宣言は、休日だけの外出自粛から2週間後(コロナ爆発後)だ

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コロナ禍で、国民が求める政策:在宅勤務と、政府がやりたい政策:Go To観光業支援)が毎度、ズレる訳~見返り欲しさ

コロナ禍で、国民が求める政策は在宅勤務だが、政府はしたくない。
政府がヤリタイ政策はGo To(観光業支援)だが、国民は方法と時期に不満。

このように、国民が求める政策と、政府がやりたい政策は毎度、ズレる。
このズレが起きる理由と解決策を拙著『地域再生の罠』で詳解しています。

衰退産業の支援で得る見返り(利権、献金、天下り)
政府がやりたい政策は毎度、既存の衰退する産業を金で支援して、恩を売り

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前例が無い事業・商品を創造し、起業に成功する顧客観察・アンケート調査法~キャリアを創る名著:100憶マニュアル

キャリアを創る名著『100億マニュアル』書評3回目です。

成功者は、前例が無い事業・商品を創造100億を稼ぐ肝は「まだ世に無い商品(前例が無い事業)の創造」にある、と説く 本書の主張は正しい。 だが、前例が無い事業・商品の創造には、
次2つの難題がある。

1) 顧客が、まだ世に無い商品を欲しいとは言語化できない
2) 上司・組織(特に役所)が、前例の無い事は絶対に認めない

前例が無い

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他社の真似で衰退する日本の企業~前例が無い商品が成功する確率は他社の真似より108倍も高い~『100憶マニュアル』

100億稼ぐキャリアを創る名著『100億マニュアル』書評2回目です。

新市場創造型商品の53.8%が10年以上もシェア1位 梅澤氏のキャリアは、就職したサンスターで成功→転職したジョンソンでも成功→ 起業後も成功、大学院へ進み61歳で博士号を取得し、
79歳で集大成として 『100憶マニュアル』を刊行。

『100憶マニュアル』の内容は、会社員そして社長としての実務経験が中心だが、 学術的な論

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コロナ〔非常〕時こそ働き方改革~会議が不要な権限移譲で人材育成・生産性革命。営業不要な商品づくりで売上アップ

在宅勤務=テレワーク導入の前に、働き方を変える 今の働き方のまま、在宅勤務(テレワーク)を導入すると、ZOOM等IT導入だけの話に飛躍します。 発想が逆です。

 在宅勤務(テレワーク)を導入するなら、先に「働き方(仕事の作法)を変える」必要がある。
 会議が不要な権限移譲で、人材育成と生産性革命が実現できる。
 営業が不要な商品づくりで、売上・収益アップが実現できる。

他社と差が無い商品ほど「

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就職→転職→起業のキャリアを商品開発で築く名著『100億マニュアル』書評1~ 安売りしない(高い価格で売る)方法

就職→転職→起業のキャリアを商品開発で築いた梅澤伸嘉著『100億マニュアル』は凄い名著! しかし、21450円という価格の高さからか、あまり読まれていない様で残念!

2019年8月の 刊行から1年ほど経過したので、ネタバレ的な解説も含む書評の連載を始めます。

初回は著者、梅澤 伸嘉 (うめざわ のぶよし)氏の「キャリア・実績づくり」と「安売りしない(高い価格で売る)商品開発、ブランディング」

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