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重回帰分析の手順~古今東西~

ある項目(従属変数とか目的変数とか基準変数と呼ぶ)に対して,
他の調査した多くの項目(独立変数とか説明変数とか予測変数などと呼ぶ)のうち何が影響するか,あるいは予測できるかを解析するときに行われるのが『重回帰分析』

最初に差の検定,相関係数をみて有意な変数を見つけて,
それから次に重回帰分析を行うという2段階の手順は論文に多く見られるが,これは古い手順
(大昔のパソコンでは変数の多い重回帰分析を行うのにかなりの時間を費やしたので,事前に解析する変数を減らす作業が必要であったらしい)

最近の手順は,

最初から,重回帰分析ステップワイズ法で行えばよい.

のだとか.


マガジン「ひさのメモ~研究法入門~」https://note.com/hisanpan/m/m86a4a97448f7 

ひさのメモ①研究法の基本~研究計画:リサーチ・クエスチョンと研究デザインの関係~https://note.com/hisanpan/n/n73440b049333 

ひさのメモ②文献レビュー~先行研究背景を知る~https://note.com/hisanpan/n/nd0a2ededd080 

ひさのメモ③研究に必要な統計学の基礎https://note.com/hisanpan/n/nfb2155ab938b 

ひさのメモ④実態や関係を知る:観察研究(調査的研究)の基本的方法論https://note.com/hisanpan/n/nc23d87420257 

ひさのメモ⑤比較して効果を調べる:介入研究(実験的研究)の基本的方法論https://note.com/hisanpan/n/n482fcde9ecbb 

ひさのメモ⑥事例報告から事例研究へ~担当事例を通して治療・介入効果を判定するシングルケースデザインの概要とポイント~
https://note.com/hisanpan/n/n41bd5d91d701?magazine_key=m86a4a97448f7

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