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実は枯れている部分がある

今日でわかめnoteも4日目。

そろそろ、「またわかめかよ〜」という声がでてきたり…しないよね。

今日は"しっぽ切り"と呼んでいる作業について。
地道にわかめを切る話です。

今日の要点はこちら

・少しずつ葉先から枯れていく
・製品化するために枯れている部分を手作業で切り取る
・海でギザギザ部分から刈るのは、ここでの作業をひとつでも減らすため

もう少し詳しい説明は、ここから下を読んでくれたらうれしい。

昨日塩漬けにしたわかめをタンクから籠に移し替えて、しばらく置いて水切り。

そのあと、わかめの端っこの枯れている部分を目視しながら手作業で切っていきます。

はじめに書いた"しっぽ"とは、わかめの枯れている部分のこと。
1本ずつ茶色く枯れてるところを確認して、ザクっと切る。

実はわかめは成長するにつれて、下の葉先から少しずつ枯れていくんだけど、枯れた部分は製品としては好ましくないので、塩漬けにしたあとは全部切り取って綺麗な状態のわかめにします。

この工程が機械化できたらいいんだろうけど、わかめによって枯れてる部分や長さが違うから、目視しながらの手作業なんだよね。


あと、写真の左下側に写っている緑色の茎について。
海の上でわかめのギザギザした部分から刈っているんだけど、こうやってたまに茎の長い部分がある場合はここの作業で切り取ります。
(海でギザギザ部分から刈り取るのは、このしっぽ切りタイムの手間を減らすため。)

葉先だけじゃなくて、根元側の茎も切るとなると結構手間がかかるからね。
海でできることはできるだけやるスタンス。

この枯れている部分をきちんと切れていないと、集荷のときに決まるわかめの等級(値段)に関わるので、大事なことのひとつ。

葉先を切ったら、今度は茎と葉っぱをわけていく”芯抜き”と呼ばれる作業があるんだけど、それについてはまた明日。



土曜日までは連続でわかめを刈り取りに行く予定らしいので、疲労を溜めないためにそろそろ寝ようかと思います。おやすみなさい。


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