初号機

Olympus Pen S - フィルムカメラレビュー その1

35mm ハーフサイズカメラ
1960年発売
レンズ:D.ZUIKO 30mm F2.8(3群4枚)※35mmフィルム換算で43mm相当
シャッター:B、8~1/250 コパル#000
焦点調節:目測(0.6m~∞無限遠)
露出計:なし!
サイズ:W105 x H67 x D48
重さ:400g


選んだ基準としては
・当然ですが小さくて軽い
・ハーフサイズは大衆向けが多く押せば写る仕様が多いが、このカメラはフルマニュアル
・お値段も割にこなれている


Hisa Fotoです。2台目のハーフカメラはPEN EE3の先輩、Pen S。初めて手に入れたときは後塗りされた黒いものでしたが、その後2代目としてシルバーを手に入れています。今でも愛用しているこのカメラには加えてこんなおすすめポイントがあります

①小ささに反した適度な重さやシャッターの巻き上げ感が、機械を操作したい欲求を満たしてくれる

②シンプルでシンメトリーな形状がカメラのデザインとしてとても洗練されている。

③ファインダーにブライトフレームやパララックス補正枠がある。構図を決めるには重要なポイント。

④D ZUIKOレンズのハーフサイズとは思えないシャープさ。

⑤準広角がとても絶妙で使いやすい。(ハーフサイズで30mmレンズはフルサイズで換算すると約43mmの
レンズになる)

それでは、今回は2回に分けて作例を紹介したいと思います。

初期の頃の詰め合わせセット。新宿〜四谷の裏手から、横浜野毛の交差点に、北千住のあそこ、勤務先だった目黒に、最後は渋谷スクランブル周辺の夜のとばり。


こちらは家の近所自然の力シリーズ。ピントがあっている時のシャープさたるや圧巻。



横浜の星野町というみなとみらいエリアから川崎側にある隣町。まあレトロな地区です。港と貨物線路のシーンは期待を裏切りません。



ご存知銀座界隈。銀座は路地が本当に多い。場所柄とても綺麗なところが多いけど、新橋寄りのあのエリアあたりの細路地たちはファンタスティック。


最後に出張で福岡に行った時のモノクロ。こちらも今はなきネオパン400。憧れの柳橋連合市場を訪れ、写真を撮りつつ海鮮丼も食べたなー。またいつか行きたい場所。


作例は次回も続きます。


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